「テニスの大会チラシを作りたいけれど、なんだかラケットのイラストが安っぽく見える…」「自分で描いてみたけれど、網目の部分が不自然で納得いかない」。そんな悩みを感じたことはありませんか?
実は、テニスラケットのイラストは、ほんの少しの「構造の理解」と「選び方のコツ」で、デザイン全体のクオリティが劇的に変わります。今回は、私が実際にデザイン制作の現場で活用しているおすすめの素材サイトや、テニス経験者だからこそ気づく「リアルに見せる描き方」のポイントを詳しく解説します。
1. デザインの現場で重宝する!テニスラケットのイラスト素材サイト3選
イラスト素材を探すとき、私が重視しているのは「加工のしやすさ」と「線の綺麗さ」です。実際に使用して「これは使える!」と感じたサイトを厳選しました。
- イラストAC(商用利用・加工OK)バリエーションが非常に豊富です。私は、チラシのメインに据えるときは「ベクター素材」を選び、iPad ProとApple Pencilを使って自分好みの色に微調整して使用しています。
- FLAT ICON DESIGN(シンプル・フラット系)Webサイトのアイコンや、図解用の小さなパーツとして最適です。無駄を削ぎ落としたデザインなので、スタイリッシュな印象を与えたい時に役立ちます。
- pixiv(手描き・ハイクオリティ系)「もっと躍動感のある、キャラクターが持っているようなイラストが欲しい」という時は、クリエイターの作品を参考にします。描き手の個性が反映されたイラストは、ストーリー性を持たせたい時に強力な武器になります。
2. 初心者が陥る「違和感」を解消!リアルに見せる描き方のコツ
自分でラケットを描く、あるいは素材を修正する際に、私が最も気をつけているのが「構造のリアリティ」です。テニス経験がない方が描くと、どうしても「バドミントンのラケット」のように見えてしまうことが多々あります。
ガット(ストリング)の密度と歪み
最も多い失敗が、ガットの線を適当に引いてしまうことです。テニスラケットのガットは通常、縦16本×横19本程度の密度があります。これを間引きすぎると、スカスカで弱々しい印象になってしまいます。また、ボールが当たった瞬間のイラストを描くなら、中心部が少しだけ凹むように描くと、一気に「生きた」イラストになります。
フレームの「厚み」の表現
競技用のラケットは、場所によってフレームの厚みが異なります。特に、グリップから二股に分かれる「スロート」部分は、立体感を意識して描くだけで、プロが使っているような重厚感のあるテニスラケットに見せることができます。
3. 【体験談】現場で学んだ「惜しいイラスト」を「プロ級」に変える裏技
以前、テニススクールの販促ポスターを制作した際、クライアントから「もっと力強さが欲しい」というフィードバックをいただいたことがあります。その時、私が実践した工夫を共有します。
- 「面」の向きで躍動感を出すラケットを真横から描くのではなく、少し斜めに傾け、ガットの「面」を広く見せるように配置しました。これだけで、今まさにスイングしているかのような迫力が出ます。
- グリップの汚れや質感を意識する完璧に綺麗な白いグリップテープも良いですが、あえて少し使い込んだようなシワや質感を加えることで、読み手に「汗を流して練習している風景」を想起させることができます。
- 影(ドロップシャドウ)の入れ方ラケットの下に薄く楕円形の影を置くだけで、紙面から浮き上がって見えます。特にMacBook Proなどの高精細なディスプレイで確認すると、このわずかな影がデザインの「高級感」を左右することがわかります。
4. まとめ:イラスト一つで「伝えたい熱量」は変わる
テニスラケットのイラストは、単なる記号ではありません。その形、線の太さ、そして配置の仕方一つで、読者に与える信頼感や躍動感は大きく変わります。
もし、この記事を読みながら「自分のデザインをブラッシュアップしたい」と感じたら、まずは今回紹介した素材をベースに、ガットの密度やフレームの厚みを少しだけ調整してみてください。そのひと手間が、あなたのデザインを「プロの仕事」へと引き上げてくれるはずです。
デザインの仕上がりを確認する際は、カラープリンターで実際に印刷して、遠くから眺めてみるのも忘れずに。画面上では気づかなかったバランスの乱れが見えてくることも、よくある体験談の一つです。


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