テニスを始めたばかりの頃、誰もが最初に戸惑うのがあの独特なスコアの数え方ですよね。「0点なのにラブ?」「15の次は30で、その次はなぜ40?」と、私も最初は頭の中が疑問符でいっぱいでした。特に試合形式の練習を始めたばかりの時期は、自分のポイントを数えることに必死で、プレーどころではなかった苦い記憶があります。
今回は、テニスの最小単位である「1ゲーム」の仕組みについて、私の実体験を交えながら、現場で役立つリアルな知識を深掘りして解説します。
1ゲームの基本:4ポイント先取の心理戦
テニスの1ゲームは、シンプルに言えば「先に4ポイント取った方が勝ち」というルールです。しかし、そのカウントの仕方が少し特殊です。
- 0点:Love(ラブ)
- 1点:15(フィフティーン)
- 2点:30(サーティー)
- 3点:40(フォーティー)
- 4点:Game(ゲーム)
私が初めて草トーナメントに出場した時、緊張で「15(フィフティーン)」が出てこず、思わず「1点!」と叫んでしまったのは今では良い思い出です。カウントを英語で言うのは、単なる慣習以上に、テニス特有のリズムを作る役割があると感じます。
プレー中の汗対策には、リストバンドを着用しておくと、顔を拭う手間が省けてカウントのコールにも集中しやすくなりますよ。
終わらない悪夢?「デュース」の緊張感
お互いに3ポイントずつ取り合い、スコアが「40-40」になると「デュース」に突入します。ここからは2ポイント差がつくまでゲームが終わりません。
実はここがテニスの最も過酷で、かつ面白いところです。私は過去の試合で、1ゲームの中だけでデュースを10回以上繰り返したことがあります。真夏の炎天下、お互いにアドバンテージ(1ポイントリード)を取っては戻され、また取っては戻され……。
その時痛感したのは、技術以上に「体力」と「集中力」の勝負だということです。足がつりそうになるのを堪えながら、テニスシューズのグリップを信じて左右に振り回される時間は、まさに精神修行のようでした。
「ノーアドバンテージ」という救世主
最近の一般大会やミックスダブルスでは、時短のために「ノーアドバンテージ方式(ノーアド)」が採用されることが増えています。これは、デュースになった後の次の1ポイントを取った方が即ゲーム獲得というルールです。
この「一本勝負」のヒリヒリ感は格別です。レシーバー側がサイド(右か左か)を選べるのですが、その瞬間の駆け引きはプロの試合さながらの熱量になります。
1ゲームを勝ち抜くための私の愛用ギア
1ゲームを確実にキープするためには、サーブの安定感が欠かせません。私はトスの位置を安定させるために、あえて少しタイトなテニスウェアを選び、体の軸を意識するようにしています。
また、ポイント間の短い休息時間にスポーツタオルでしっかりとグリップの汗を拭き取るルーティンを作ることで、焦る気持ちを落ち着かせています。
まとめ:1ゲームの重みを知ればテニスはもっと楽しい
テニスの1ゲームは、時間にしてわずか3分から5分程度かもしれません。しかし、その短い時間の中に、ポイントの数え方のルール、デュースの駆け引き、そして自分との戦いが凝縮されています。
ルールを頭に叩き込むことも大切ですが、実際にコートに立ち、大きな声で「15-Love(フィフティーン・ラブ)!」とコールしてみてください。恥ずかしさが消えた時、あなたは間違いなくテニスプレーヤーとしての第一歩を踏み出しています。
試合の動画を撮って自分のフォームをチェックしたいなら、三脚を使ってスマートフォンで撮影してみるのも上達への近道ですよ。次の週末、ぜひコートでこの「1ゲーム」の深みを体感してみてください。


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