テニスをプレーしていて、「最近ラケットが手の中で遊ぶな」と感じたり、大事なポイントで滑ってミスショットをしたりした経験はありませんか?実は、それラケットのせいではなく、たった数百円のグリップテープを放置しているのが原因かもしれません。
私は週に3回はコートに立つ現役のテニスプレーヤーですが、以前はグリップの重要性を軽視していました。しかし、ボロボロの状態で試合に出た際、サーブのインパクトでラケットが回転してしまい、手首を痛めてから考えが一変しました。
今回は、数々の失敗を経て辿り着いた、本当に「滑らない・疲れない」グリップテープの選び方と、私が実際に愛用している製品をリアルな体験談とともにお伝えします。
なぜグリップテープにこだわるべきなのか?
たかがテープ、されどテープです。新品の ヨネックス ウェットスーパーグリップ を巻いた瞬間の、あの吸い付くような感覚を一度味わうと、もう古いテープには戻れません。
グリップを新しくするメリットは主に3つあります。
- 無駄な握力が不要になる: 滑らない安心感があるため、リラックスしてスイングでき、ショットの威力が上がります。
- 怪我の防止: クッション性が復活し、肘や手首への衝撃を吸収してくれます。
- メンタルへの影響: 綺麗なグリップは「さあ、やるぞ」という集中力を引き出してくれます。
【体験談】種類別・失敗しない選び方の基準
グリップテープには大きく分けて「ウェット」と「ドライ」がありますが、ここを間違えると地獄を見ます。
ウェットタイプ:迷ったらこれ
日本のテニスコートで最も見かけるのがこのタイプです。表面がしっとりしており、手にピタッと吸い付きます。
私が初めて ウィルソン プロオーバーグリップ を使った時は、そのフィット感に驚きました。まるでラケットと手が一体化したような感覚です。ただし、夏場の猛烈な手汗には弱く、汗でヌルヌルしてくると逆に滑りやすくなるのが弱点です。
ドライタイプ:汗かきさんの救世主
「夏場はウェットだと滑ってラケットが飛んでいきそうになる」という方には、ドライ一択です。
私は以前、真夏の試合で トーナグリップ オリジナル を試したのですが、汗を吸えば吸うほどグリップ力が増す不思議な感覚に救われました。見た目は少しカサカサしていますが、ハードな練習でもマメができにくいというメリットもあります。
現役プレーヤーが選ぶ、おすすめグリップテープ10選
1. ヨネックス ウェットスーパーグリップ
迷ったらこれ。耐久性、フィット感、価格のバランスが最高です。私もバッグに必ず3本入りを常備しています。
2. ウィルソン プロオーバーグリップ
フェデラーも愛用した名品。ヨネックスより少しだけ「もっちり」した感触があり、極上のホールド感があります。
3. トーナグリップ オリジナル
ドライタイプの代名詞。青いテープといえばこれです。独特のザラつきが、汗をかいた瞬間に最高のグリップに変わります。
4. バボラ プロレスポンス
非常に薄く、打球感がダイレクトに伝わります。グリップを太くしたくない技術派の方におすすめ。
5. ボウブランド グリップテープ
知る人ぞ知る高級テープ。「一度使ったら他には戻れない」と言われるほどの耐久性と質感です。
6. ヘッド プライムツアー
適度な粘着力があり、剥がれにくいのが特徴。ハードに動く学生プレーヤーに人気です。
7. プリンス エクススピード
吸汗性と速乾性に優れたウェットタイプ。蒸し暑い時期のウェット派にはこれ。
8. ダンロップ U-SWEAT
厚みがあり、クッション性が抜群です。手のひらの痛みに悩んでいる方に試してほしい一本。
9. キムニー ハイソフト
コストパフォーマンスが非常に高く、頻繁に巻き替えたい練習量自慢のプレーヤーに最適。
10. ヨネックス クリーングリップ
抗菌・消臭機能がついたタイプ。バッグの中の匂いが気になる方や、清潔感を保ちたい方に。
シワにならない!「プロ級」の巻き方のコツ
自分で巻くとどうしてもシワが寄ってしまう、という方は以下の2点を意識してみてください。
- 「出だし」を斜めに切る: 巻き始めの端をあらかじめ斜めにカットしておくと、重ねる時に段差ができず、根本がスッキリ仕上がります。
- 強めに引っ張りながら巻く: 緩いと使っている最中にズレてきます。特に ヨネックス グリップテープ のような伸縮性のあるものは、親指で押さえながらグイグイと引っ張って巻きつけるのがコツです。
まとめ:自分に合う「一本」を見つけよう
グリップテープは、最も安価にできるラケットのチューンナップです。
個人的には、普段は ヨネックス ウェットスーパーグリップ を使い、真夏の3ヶ月間だけ トーナグリップ に切り替えるのが、私のテニス人生で辿り着いた最適解です。
まずは気になるテープを1本買ってみて、自分の手の感覚と対話してみてください。その小さな変化が、あなたの次の試合の勝敗を分けるかもしれません。


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