「テニスラケットのイラストを描いてみたけれど、なんだか虫取り網みたいに見えてしまう……」
「チラシに使うイラスト、硬式と軟式の違いがわからなくてどれを選べばいいか迷う」
そんな悩みを持ったことはありませんか?私はテニス歴10年、今でも週末はコートに立つプレイヤーですが、世の中にあるテニスラケットのイラストを見ると、経験者だからこそ「おしい!」と感じるポイントが実はたくさんあります。
ポスターやWebサイト、部活動の掲示物などで使うイラストが少し「本物」に近づくだけで、デザイン全体の説得力は劇的に変わります。今回は、私が実際に描いてみて気づいた「プロっぽく見せる描き方のコツ」と、用途に合わせた素材選びのポイントを、現場のリアルな視点を交えてお伝えします。
なぜあなたの描くラケットは「おもちゃ」に見えるのか?
初心者がラケットを描く際、ついやってしまいがちなのが「フレームの厚み」と「ガットの向き」の省略です。
かつて私が部活動の新入生勧誘チラシを作った際、何も考えずに丸と棒で描いたイラストを先輩に見せたところ、「これじゃバドミントンだよ」と笑われた経験があります。テニスラケットには独特の「重厚感」と「力強さ」が必要です。
特にガット(網目)は、単なる縦横の線ではありません。一本一本が上下に編み込まれている様子を、中心部分だけでも少し意識して描き込むだけで、イラストに命が吹き込まれます。また、グリップ部分はただの棒ではなく、滑り止めのグリップテープが重なって巻かれている段差を表現するのが、玄人好みのこだわりポイントです。
経験者が伝授!リアルなラケットイラストを描く3ステップ
自分でイラストを作成するなら、以下の3つのステップを意識してみてください。
1. 「黄金比」でフレームのアウトラインを決める
テニスラケットの顔である「フェイス」部分は、完全な円ではなく、少し細長い卵型をしています。まずは中心線を1本引き、そこから左右対称になるように形をとります。この時、硬式テニスラケットであればシャフト(持ち手とフェイスのつなぎ目)が二股に分かれているタイプを描くと、一気に本格的な雰囲気になります。
2. ガットは「中央」から外へ向かって
網目を描くときは、一気に端から端まで引くのではなく、一番中心の十字から描き始めるのが歪まないコツです。本物のラケットは縦に16本、横に19本程度の糸が張られていますが、イラストならその半分くらいの密度で十分です。
3. 質感と「影」で立体感を出す
フレームには光が当たる部分と影になる部分を作ります。プラスチックのような質感ではなく、カーボンやグラファイトのような、少しマットで硬質な光沢をイメージして色を乗せてみてください。
イラスト素材を選ぶなら「種類」に注意!
「自分で描く時間がないから、フリー素材を探したい」という場合も注意が必要です。実は、テニスには「硬式」と「ソフトテニス(軟式)」があり、ラケットの形状が明確に異なります。
- 硬式用: シャフトが二股に分かれているものが主流。
- ソフトテニス用: シャフトが一本のタイプが多く、フレームも少し細身。
もしターゲットが中学生の部活動向けであれば、ソフトテニス用の形状に近いイラストを選ぶ方が親近感を持たれます。反対に、プロの試合のような力強さを出したいなら、ヨネックス テニスラケットのような実在のモデルを彷彿とさせる、フレームに厚みのあるデザインを選ぶのが正解です。
まとめ:ディテールにこだわれば想いは伝わる
イラストは、単なる情報の補足ではありません。「テニスって楽しそう」「本格的な活動なんだな」という温度感を伝えるための大切なツールです。
次にあなたがラケットのイラストを描いたり選んだりする時は、ぜひ「グリップの巻き目」や「ガットの密度」といった、プレイヤーのこだわりを少しだけ思い出してみてください。その小さなこだわりが、読者の心に刺さるデザインを生むはずです。
もし、より精密な質感を参考にしたい場合は、テニス雑誌や最新のカタログをパラパラと眺めて、本物の造形美を観察してみることから始めてみるのもおすすめですよ。
次はこの構成に基づいた具体的な「ガットの描き方図解」のキャプション作成や、SNS投稿用の短文作成をお手伝いしましょうか?


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