「いつかは試合に出てみたいけれど、自分なんかが参加しても大丈夫かな……」と、テニスコートの隅で不安を感じていませんか?スクールのレッスンとは違い、テニス大会には独特の緊張感と、それを超える「1勝」の快感があります。
今回は、私が初めて草トーナメントに参加して頭が真っ白になった経験や、何度も会場に足を運んで気づいた「勝てる準備」のリアルを詰め込みました。この記事が、あなたの大会デビューの後押しになれば幸いです。
1. はじめてのテニス大会、どう選ぶ?
テニス大会と言っても、プロが目指すものから、和気あいあいとした市民大会まで様々です。初心者が最初の一歩を踏み出すなら、まずは「草トーナメント(通称:草トー)」と呼ばれる民間主催の大会がおすすめです。
- 自分に合ったレベルの探し方: 「超初級」「初級」「初中級」といったカテゴリー分けがされています。謙遜して低すぎるレベルに出ると逆に浮いてしまうこともあるので、スクールのコーチに「私、どのレベルの大会なら楽しめそうですか?」と聞いてみるのが一番確実です。
- おすすめの検索ツール: 最近は「テニスベア」などのアプリで簡単に近場の試合を探せます。まずは自宅から車や電車で30分圏内の、慣れ親しんだ地域のコートで開催されるものを選びましょう。
2. 【実録】テニス大会当日のスケジュールと雰囲気
大会当日の朝は、想像以上に早いです。私が初参加した時は、集合時間の1時間前に着いてしまい、誰もいない静かなコートで一人震えていました。
- 受付から試合開始まで: 会場に着いたらまず「本部」を探して受付を済ませます。参加費の支払いや、ドロー(対戦表)の確認を行います。
- 試合形式のリアル: 草トーでは「6ゲーム先取・ノーアドバンテージ」というルールが一般的です。デュースになったら1本勝負。この1本が心臓に悪いのですが、これがテニスの醍醐味でもあります。
- 待ち時間の過ごし方: 試合と試合の間が2時間空くことも珍しくありません。体が冷えないよう、常に上着を羽織っておくことが、次の試合で足を動かすための秘訣です。
3. 準備で差がつく!大会への持ち物リスト(体験談より)
「テニスラケットさえあれば大丈夫」と思ったら大間違いです。過酷な1日を戦い抜くための「三種の神器」を紹介します。
- 水分と電解質の補給: 水やお茶だけでは足が攣ります。私は必ず経口補水液 OS-1を常備しています。これを飲むようになってから、第3試合以降の粘りが変わりました。
- エネルギー補給: 緊張で喉を通らない時でも、inゼリー エネルギーなら素早くエネルギーに変えられます。
- 予備のラケット: 試合中にガットが切れる絶望感は異常です。中古でも良いのでテニスラケットは必ず2本以上バッグに入れておきましょう。
4. 【体験談】私が初めての大会で失敗したこと・学んだこと
私のデビュー戦は、散々なものでした。練習では入るサーブが1本も入らず、相手の「おばちゃんペア」のロブ攻勢に翻弄され、20分で試合終了。
- 失敗から学んだこと: 「綺麗に打とう」としすぎたのが敗因でした。試合は練習の成果を見せる発表会ではなく、泥臭く相手のコートにボールを沈める「我慢比べ」だと痛感しました。
- マナーの重要性: セルフジャッジ(自分たちでイン・アウトを判定する)の際、声が小さいとトラブルの元になります。自信を持って「アウト!」とコールすることで、自分のリズムも整います。
5. 大会で1勝するために意識すべき3つのポイント
技術も大事ですが、最後はメンタルと戦略です。
- 「つなげる」勇気を持つ: 相手のチャンスボールを無理に打ち抜こうとせず、まずは相手に「もう1本打たせる」気持ちで返球しましょう。
- ペアとの会話を絶やさない: ダブルスなら、ポイントごとにグータッチをするだけで、孤独なプレッシャーから解放されます。
- 環境に慣れる: 風が強い日、眩しい日、コートが滑る日……。条件は相手も同じです。不平を言う前に、どう対応するかを楽しむ余裕を持ちましょう。
まとめ
テニス大会に出ることは、自分の弱さと向き合うことでもあります。しかし、試合後のビール(あるいは炭酸飲料)の味は、ただの練習後とは比べものにならないほど格別です。
まずは小さな大会から、一歩踏み出してみませんか?負けた悔しさは、次の練習を最高に充実したものに変えてくれるはずです。


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