【初心者〜中級者必見】テニスストリングの選び方完全ガイド|素材別の使用感とおすすめモデルを徹底解説

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「ラケットを買い替えたのに、どうもしっくりこない」「最近、腕が疲れやすい気がする」……そんな悩みを抱えているなら、原因はラケットではなく「ストリング(ガット)」にあるかもしれません。テニスにおいてボールに直接触れる唯一のパーツであるストリングは、いわば車のタイヤのようなもの。どんなに高級なラケットを使っていても、ストリング選びを間違えればその性能を100%引き出すことは不可能です。

今回は、数多くのストリングを打ち込んできた筆者のリアルな使用感を含め、後悔しないストリング選びのポイントを詳しく解説します。

【体験談】素材別・実際に打ってみた感触のリアルな違い

ストリング選びの第一歩は「素材」を知ることです。一般的に流通している3つのタイプについて、忖度なしのレビューをお届けします。

ナイロン(シンセティック):万人向けの優等生

テニスを始めたばかりの方や、肘への負担を最小限に抑えたいならナイロン一択です。実際に打ってみると、ボールを包み込むような「ホールド感」と、パチンと弾く「反発力」のバランスが絶妙です。特にテクニファイバー X-ONE バイフェイズのような高品質なマルチフィラメント構造のものは、ナチュラルガットに迫る柔らかさがあり、オフセンターで打ってしまった時の嫌な振動もかなり軽減してくれます。

ポリエステル(ポリ):競技志向のハードヒッターへ

最近の主流ですが、選ぶ際には注意が必要です。筆者が初めてポリエステルを張った時の感想は「とにかくボールがコートに収まる!」という感動でした。一方で、スイングスピードが遅いとボールが全く飛ばず、板で打っているような硬さを感じます。バボラ RPMブラストのようなモデルはスピン性能が凄まじいですが、その分、筋力への負荷も大きいため、中級者以上がその恩恵を受けられる素材と言えます。

ナチュラル(天然素材):唯一無二の最高峰

牛の腸を原料としたナチュラルガットは、まさに別格です。筆者がバボラ タッチトニックを使用した際に驚いたのは、テンション維持率の高さと、雨上がりの湿った空気の中でも変わらない打球感です。コストは高いですが、肘に不安がある方や、タッチボレーの繊細さを極めたい方にとっては、価格以上の価値がある「魔法の糸」です。

あなたに合うのはどれ?タイプ別診断チェックリスト

今の自分のプレーを振り返って、以下のどれに当てはまるかチェックしてみてください。

  • 「もっと楽にボールを飛ばしたい」:反発力の強いナイロンモノ、またはヨネックス エアロンスーパー850のような標準的なナイロンマルチがおすすめ。
  • 「フルスイングしてもアウトしたくない」ヨネックス ポリツアープロのような、少し柔らかめのポリエステルから試すのが正解です。
  • 「スピンで相手を追い詰めたい」:断面が多角形になっているルキシロン 4G ソフトなどを選ぶと、ボールへの噛みつきが劇的に変わります。

意外と知らない「太さ(ゲージ)」と「テンション」の罠

素材と同じくらい重要なのが「ゲージ(太さ)」と「テンション(張る強さ)」です。

一般的には「1.25mm」が標準とされています。これを「1.20mm」に細くすると、面白いほどスピンがかかり、打球感も軽やかになります。逆に「1.30mm」に太くすると、耐久性が上がり、打ち応えのある重い打球になります。

テンションについても、「プロが50ポンドだから自分も」と決めるのは危険です。筆者の経験上、日本の冬は気温が低くストリングが硬くなるため、夏場より2〜3ポンド下げて張るのが、怪我を防ぎつつパフォーマンスを維持するコツです。

編集部おすすめ!人気ストリングの本音レビュー

数ある中から、特に「これは間違いない」と感じたモデルを紹介します。

  1. バボラ RPMブラスト:ナダルが愛用していることで有名。とにかくスピンの「かかり」が視覚的にわかるレベルで、ベースライナーにはたまらない武器になります。
  2. ヨネックス ポリツアーレブ:ポリエステル特有の硬さが抑えられており、ポリ初心者でも扱いやすい。鮮やかなカラーも魅力です。
  3. テクニファイバー X-ONE バイフェイズ:ナイロンの最高峰。ポリからナイロンに戻そうと考えている人が使うと、その快適さに驚くはずです。

まとめ:定期的な張り替えが上達への近道

最後に最も大切なことをお伝えします。ストリングには「賞味期限」があります。たとえ切れていなくても、張ってから3ヶ月も経てば弾力は失われ、本来の性能は発揮できません。

「なんだか最近テニスが上手くいかないな」と思ったら、まずはストリングを新しくしてみてください。新鮮なストリングが生む心地よい打球感こそが、テニスの楽しさを再発見させてくれるはずです。

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