テニスコートで、滴る汗を拭う瞬間。それは単なる休息ではなく、次のポイントに向けた集中力を高める大切な儀式です。しかし、バッグから取り出したタオルが汗を吸わずに肌を滑るだけだったり、使いすぎてゴワゴワになっていたりしては、プレーの質も下がってしまいます。
私はこれまで15年以上、真夏のクレーコートから冬のインドアコートまで、年間100日以上テニスをしてきました。その中で試してきたタオルは数え切れません。今回は、そんな実体験から導き出した「本当に使えるテニスタオル」の選び方と、愛用者の多い名品たちをご紹介します。
なぜ「テニス専用」のタオルが必要なのか?
「家にある普通のフェイスタオルじゃダメなの?」と聞かれることがありますが、結論から言うと、試合や本格的な練習には向きません。
私がテニスを始めたばかりの頃、安価な綿タオルを試合に持っていったことがあります。中盤、セットポイントを争う場面で顔の汗を拭こうとしたのですが、すでに水分を限界まで吸ったタオルは冷たく重くなり、逆に肌にベタつきを残すだけでした。グリップを握る手も滑り、集中力は散漫に。
テニス専用に作られたスポーツタオル、特にヨネックス スポーツタオルなどの製品は、繊維の密度や構造が異なります。汗を瞬時に吸い取る「吸水スピード」と、激しい洗濯に耐える「耐久性」が桁違いなのです。
実体験で分かった「失敗しない」選び方3選
1. サイズの最適解:フェイスタオル以上、バスタオル未満
テニスで最も使い勝手が良いのは、幅約30〜40cm、長さ100cm程度の「スポーツタオル」サイズです。首にかけても邪魔にならず、ベンチで肩に掛けるのにも十分な長さがあります。逆に、テニス バスタオルは夏の合宿など大量の汗をかく時には重宝しますが、普段の練習ではバッグを圧迫しすぎるのが難点です。
2. 素材の選択:綿か、マイクロファイバーか
肌触りを重視するなら、今治タオル スポーツタイプのような綿100%が一番です。拭いた時の「包み込まれる安心感」は綿にしか出せません。一方で、少しでも荷物を軽くしたい方や、冬場の洗濯の乾きやすさを優先するならナイキ マイクロファイバー タオルがおすすめです。私は夏は綿、冬はマイクロファイバーと使い分けています。
3. モチベーションを左右する「デザイン」
テニスはメンタルスポーツです。プロ選手が使うウィンブルドン 公式タオルやローラン・ギャロス プレイヤータオルをベンチに置いているだけで、不思議と背筋が伸び、憧れの選手のプレーをイメージしやすくなります。ギフトとしても、こうした特別感のあるモデルは非常に喜ばれます。
現場で愛される「本気」の推奨アイテム
王道の信頼感
多くのプレーヤーが一度は手にするのがヨネックス タオルです。特に今治タオルブランド認定のモデルは、1年使い倒してもパイルが抜けにくく、コストパフォーマンスが最高です。
高い機能性とステータス
グリップ力やギアにこだわる層に人気なのがウィルソン スポーツタオルやバボラ ロゴタオルです。ラケットのブランドと合わせることで、コート上での統一感が生まれ、自信を持ってプレーに集中できます。
暑さ対策の切り札
近年の酷暑対策として欠かせないのがアディダス クーリングタオル。水に濡らして振るだけで冷たくなるタイプは、チェンジエンドの短い時間で効率よく体温を下げるために必須のアイテムとなりました。
意外と知らない!タオルを長持ちさせる「現役の知恵」
せっかく手に入れたお気に入りのタオルも、洗い方一つで寿命が変わります。よくやりがちなのが「柔軟剤のドバドバ使い」です。柔軟剤は繊維をコーティングしてしまうため、使いすぎると肝心の吸水性が落ちてしまいます。
私は3回に1回は柔軟剤を使わずに洗い、繊維の立ち上がりを維持するようにしています。また、直射日光に当てすぎるとゴワゴワになるので、風通しの良い場所での「陰干し」が、ふわふわ感を長持ちさせる秘訣です。
まとめ
テニスタオルは、単に汗を拭くだけの布ではありません。それは、過酷な状況下で自分を整え、次の一球に備えるための重要な「ギア」です。
自分の肌に合う素材、気分の上がるデザイン、そして過酷な練習に耐えうる耐久性。この記事で紹介したテニス スポーツタオルの中から、あなたの相棒となる一枚を見つけてください。お気に入りのタオルがバッグに入っているだけで、次のテニスの日がもっと楽しみになるはずです。


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