テニスのオフ会やサークルで「今日5人か……」となった瞬間、幹事の頭をよぎるのは「誰を休ませるか」「組み合わせが偏らないか」という地味にストレスな計算ですよね。私も長年、手書きのメモを片手に「あれ、AさんとBさんさっきもペアだったっけ?」と冷や汗を流してきました。
5人という人数は、1面でやるには「1人余る」し、2面使うには「3人足りない」という非常に中途半端な数字です。しかし、実はしっかりとした「乱数表」さえあれば、全員が平等に休み、全員とペアを組める最高に効率的な人数でもあるのです。
今回は、私が何度も失敗を繰り返してたどり着いた「5人テニスを円滑に回すための最強乱数表」と、現場で役立つリアルな体験談をご紹介します。
5人テニス専用:完全公平な乱数表(1面・1サイクル5試合)
まずは、何も考えずにこの通りに回してください。1試合を4ゲーム先取(ノーアドバンテージ)にすると、ちょうど2時間枠で1〜2サイクル回しきれます。
| 試合数 | ペア1 | ペア2 | お休み(審判) |
| 第1試合 | A & B | C & D | E |
| 第2試合 | E & A | B & C | D |
| 第3試合 | D & E | A & B | C |
| 第4試合 | C & D | E & A | B |
| 第5試合 | B & C | D & E | A |
この表の美しいところは、5試合終わった時点で**「全員が4回出場・1回休み」となり、さらに「全員と1回ずつペアを組み、全員と2回ずつ対戦する」**という数学的な公平性が保たれている点です。
実録!5人テニスで現場を冷え込ませないための3つのコツ
乱数表があっても、運用を間違えると「待ち時間が退屈」「レベル差で試合にならない」といった不満が出ます。私の苦い経験から学んだ対策がこちらです。
1. 「お休み」の1人を「動画撮影担当」に任命する
5人だと、必ず1人がコート外で見ていることになります。この時間が手持ち無沙汰になると、冬は体が冷えるし、夏は集中力が切れます。
そこで私は、休みの人に三脚を渡して、スマホで試合を撮影してもらうようにしています。自分のプレーを客観的に見る機会は意外と少ないので、「あ、自分ってこんなに膝が曲がってないんだ!」と、休み時間の方が盛り上がることも珍しくありません。
2. スマホの「乱数表アプリ」と「モバイルバッテリー」は必須
紙の表を忘れたり、汗でふやけて読めなくなったりするのは幹事あるあるです。最近はiPhoneなどのスマホで使える無料の乱数表アプリが充実しています。
ただし、炎天下で画面を明るくし続け、さらに動画撮影までしていると、あっという間にバッテリーが死にます。バッグには必ずモバイルバッテリーを忍ばせておきましょう。これ一つで「次の組み合わせがわからない!」というパニックを防げます。
3. レベル差がある時は「ミックス」の要素を取り入れる
5人の中に初級者から上級者が混ざっている場合、乱数表通りだと「一方的な試合」が続くことがあります。そんな時は、あえて乱数表の記号(A〜E)を振る際に、上級者をAとBに配置するなど、対戦カードが極端にならないよう微調整するのが幹事の腕の見せ所です。
もしそれでも差が出るなら、上級者のサーブを「1本のみ」にしたり、テニスボールを少し空気圧の低い練習球に変えてラリーを長くしたりする工夫も、参加者の満足度を高める秘訣です。
まとめ:5人は「絆が深まる」絶好の人数
4人固定のダブルスは休憩がなくストイックですが、5人テニスは「1人休み」があるからこそ、会話が生まれ、アドバイスし合える良さがあります。
「誰が次だっけ?」とホワイトボードの前で悩む時間はもう終わりです。この乱数表をiPadやスマホに保存して、スマートに進行をリードしてください。公平なルールさえあれば、参加者の笑顔は自然と増えるはずです。
次の週末、あなたのコートに最高の循環が生まれることを願っています!


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