「テニスを一生懸命練習しているのに、なぜか球速が上がらない」「試合の後半になると足が止まってしまう」といった悩みを抱えていませんか?実は、私もかつてはその一人でした。週に3回コートに通い、がむしゃらにラケットを振っていましたが、腕ばかりが太くなり、肝心のショットは不安定なまま。
結論から言うと、テニスは「腕」で打つスポーツではありません。「全身の連動」こそが正解です。この記事では、私がテニス肘を乗り越え、格上の相手に勝てるようになった実体験をもとに、本当に鍛えるべき筋肉とその活用法を徹底解説します。
1. テニスは「腕」ではなく「下半身と体幹」で打つスポーツ
多くの初級・中級者が陥る罠が、腕の力でボールを叩こうとすることです。私も以前は、パワーを出そうとして上腕二頭筋や前腕に力を込めすぎていました。しかし、それではボールに重みが乗りません。
実際に意識すべき主要筋肉
- 下半身(大腿四頭筋・ハムストリングス):パワーの源泉。地面を蹴ったエネルギーが、膝、腰へと伝わります。
- 体幹(腹斜筋・脊柱起立筋):地面からの力を上半身に伝える「回転軸」です。ここが弱いと、パワーが外に逃げてしまいます。
- 肩甲骨周り(前鋸筋・ローテーターカフ):腕を「振る」のではなく、体幹の回転に「ついてこさせる」ための土台。怪我予防にも直結します。
2. 【体験談】私が「体幹」と「股関節」を意識して変わったこと
ある時、コーチから「ラケットを振るのをやめて、おへそを回せ」と言われたことがあります。半信半疑で、自宅でバランスボールを使い、体幹の安定性を高めるトレーニングを1ヶ月続けてみました。
すると、驚くべき変化が起きました。
まず、フォアハンドの打球音が変わりました。「パコーン」という軽い音から「ドシュッ」という重い音へ。腕の力みを取ることで、かえってスイングスピードが上がり、コントロールも安定したのです。さらに、あれほど悩まされていたテニス肘の痛みが、嘘のように消えました。
3. ショット別・使う筋肉のポイント
フォアハンド・ストローク
前足を踏み込んだ際の「大腿四頭筋」の踏ん張りと、そこからメディシンボールを投げるようなイメージでの「腹斜筋」の捻り戻しが鍵です。
サーブ
背中の「広背筋」を大きく使い、弓のように体をしならせます。ここで腕だけで打とうとすると、肩のインピンジメント(衝突)を起こしやすくなるため注意が必要です。
フットワーク
テニスは一歩目の速さが命。中臀筋(お尻の横)を鍛えることで、サイドステップのキレが劇的に向上します。私はトレーニングチューブを足首に巻いて横歩きをするメニューを取り入れてから、届かなかったワイドへのボールに追いつけるようになりました。
4. 自宅で今日からできる!テニス特化型メニュー3選
ジムに行かなくても、道具を少し揃えるだけで効果的なトレーニングは可能です。
- ツイストプランク(体幹+回転)通常のプランクの姿勢から、腰を左右に振ります。テニスの「捻り」を作る筋肉が養われます。
- サイドランジ(下半身+切り返し)大きく横に踏み込み、元の位置に素早く戻ります。コート上での左右の振られに強くなります。
- チューブ・ローイング(肩甲骨)トレーニングチューブを柱にかけ、背中に引き寄せます。しなやかなスイングの土台を作ります。
5. まとめ:正しい筋肉の知識が上達の最短ルート
テニスのための筋トレは、単に筋肉を大きくすることではありません。「どの筋肉を、どのタイミングで連動させるか」を脳と体に覚え込ませることが重要です。
もしあなたが伸び悩んでいるなら、一度ラケットを置いて、自分の体と向き合ってみてください。ヨガマットの上での5分間の体幹トレーニングが、コート上での1時間の練習以上の価値を生むこともあります。
正しい筋肉の使い方をマスターして、疲れ知らずの力強いテニスを手に入れましょう!
次は何を知りたいですか?具体的なトレーニングメニューの詳細や、怪我をしないためのストレッチ方法など、リクエストがあればお答えします。


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