「テニスを始めたいけれど、硬式と軟式のどちらがいいの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。特に日本では中学校の部活動として「ソフトテニス(軟式テニス)」が非常に普及しているため、日本人にとって最も身近なラケットスポーツの一つと言えるでしょう。
私自身、中学・高校の6年間をソフトテニスに捧げ、大人になった今でも週末に地域のクラブで汗を流しています。実際にコートに立って感じてきた「独特の打球感」や「戦略の面白さ」を交えながら、ソフトテニスの魅力と上達のヒントを解説します。
ソフトテニスと硬式テニスの決定的な違い
よく「ボールが違うだけ」と思われがちですが、実際にプレーしてみるとその操作感は別物です。
- ボールの材質と打球感硬式テニスはフェルトが貼られた硬いボールですが、ソフトテニスはゴム製の白いボールを使用します。空気圧を調整して使うため、打った瞬間にボールがラケット面で「グニュッ」と潰れる感覚があります。この「掴んで飛ばす」感覚がソフトテニスの醍醐味です。
- ラケットの進化ソフトテニスのラケットは非常に軽量で、振り抜きやすさが重視されています。最近では ヨネックス ソフトテニスラケット や ミズノ ソフトテニスラケット から、前衛用・後衛用に特化したモデルが多数出ており、プレースタイルに合わせて選ぶのが一般的です。
- ダブルス主体の戦略性硬式以上に「ペアとの連携」が勝敗を分けます。ネット際でボレーを狙う「前衛」と、ベースラインから粘り強く打ち込む「後衛」の役割分担がはっきりしており、二人の息がぴったり合った時の爽快感は格別です。
【体験談】私が感じたソフトテニスの「壁」と「快感」
私が初めてラケットを握った時、一番驚いたのは「ボールが思った以上に飛ばないこと」でした。硬式なら軽く当てれば飛びますが、ソフトテニスはしっかりと腰を落とし、体全体でスイングしないと力強い球が打てません。
しかし、練習を重ねて「ドライブ(前進回転)」が綺麗にかかるようになると、景色が変わります。相手の足元で急激に沈むシュートボールを打ち込めた時の感覚は、今でも忘れられません。
また、ソフトテニス特有の悩みとして「風の影響」があります。ボールが軽いため、強風の日はコントロールが非常に難しくなります。これを「難しい」と捉えるか、「風を味方につける戦略が面白い」と捉えるかで、上達のスピードが変わってくると感じています。
失敗しない!最初の道具選びガイド
初心者の方が形から入るなら、まずは足元を固めるのが一番の近道です。
- テニスシューズソフトテニスはオムニコート(砂入り人工芝)でのプレーが多いため、テニスシューズ オムニ・クレーコート用 は必須です。普通の運動靴では砂の上で滑ってしまい、踏ん張りがきかずに怪我をする恐れがあります。
- グリップテープ意外と見落としがちなのが グリップテープ です。ソフトテニスはグリップを強く握る場面が多いため、汗で滑らないようこまめに巻き替えるのが、安定したショットを打つコツです。
現役者が教える「早く上達するための3つのポイント」
- ウエスタングリップをマスターするソフトテニスは手のひらで叩くような「ウエスタングリップ」が基本です。最初は違和感があるかもしれませんが、この握りこそが強烈な回転を生む土台となります。
- 一本打ちを「ただの作業」にしない練習の定番である「一本打ち」。ここで「試合のどの場面で使うショットか」をイメージできているかどうかが、上達の分岐点です。私は常に、ネットの向こう側に相手がいると仮定してコースを狙い分けていました。
- 動画で自分のフォームを客観視する最近は スマートフォン で簡単に動画が撮れる時代です。自分のイメージと実際の動きのズレを確認するだけで、フォームの修正スピードは格段に上がります。
まとめ:ソフトテニスという「一生の趣味」
ソフトテニスは、日本発祥の文化が色濃く残るスポーツです。部活動としてだけでなく、大人になってからも「市民大会」や「ママさんテニス」など、コミュニティが非常に広いのが特徴です。
ゴムボールの柔らかな音を聞きながら、ペアと声を掛け合ってポイントを取る。そんな充実した時間を、ぜひあなたも体験してみてください。まずは近くのテニスショップでラケットを手に取ることから始めてみませんか?
次は、初心者でも扱いやすいラケットの具体的な型番や、練習を効率化する便利グッズについて詳しくご紹介することも可能です。


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