「テニスボール代が高すぎる」「練習に行こうと思ったらボールがベコベコだった」…そんな悩みを抱えていませんか?週に数回練習する熱心なプレーヤーにとって、消耗品であるボールのコストは馬鹿になりません。
そこで選択肢に上がるのが「ノンプレッシャーボール」です。今回は、実際に1年間あらゆるメーカーのノンプレッシャーボールを練習で使い倒した私の体験談を交え、そのメリット・デメリット、そして「これなら本番に近い感覚で打てる」というおすすめモデルを徹底解説します。
そもそもノンプレッシャーボールとは?普通のボールと何が違う?
テニスボールには大きく分けて「プレッシャーボール」と「ノンプレッシャーボール」の2種類があります。
試合で使われるプレッシャーボールは、内部のガス圧で跳ねる仕組みです。そのため、缶を開けた瞬間からガスが抜け始め、打たなくても寿命がやってきます。一方、ノンプレッシャーボールはゴムの弾力だけで跳ねるように作られています。
【体験談:ここが違う!】
初めてノンプレッシャーボールを打った時、正直「重っ!」と感じました。プレッシャーボールのような「パチーン!」という軽快な打球音ではなく、「ドシッ」とした手応えが腕に残ります。しかし、1ヶ月経っても2ヶ月経っても、跳ねる高さが全く変わらないのには驚きました。
ノンプレッシャーボールを使う3つの大きなメリット
1. 驚異のコストパフォーマンス
最大のアドバンテージは「寿命」です。フェルトがハゲてツルツルになるまで、半年以上は同じ跳ねを維持してくれます。カゴ練習やサーブ練習用に1箱買っておけば、1年はボール代を気にせず打ち込めます。
2. 保管に気を使わなくていい
プレッシャーボールは専用の加圧容器に入れないと劣化しますが、ノンプレッシャーボールはカバンに放り込んでおくだけでOK。思い立った時にいつでも練習に行ける気軽さは、社会人プレーヤーには嬉しいポイントです。
3. スイングを矯正できる(裏技的メリット)
これは私の実体験ですが、ノンプレッシャーボールは少し重く感じるため、手打ちだとすぐに腕が疲れます。その結果、自然と体全体を使って「しっかり押し出す」スイングが身につきました。
購入前に知っておきたい!後悔しないための注意点
良いことばかりではありません。以下の2点は必ず理解しておく必要があります。
- 打球感の硬さ: 冬場の寒い時期に打つと、まるで石を打っているような感覚になることがあります。肘や手首に不安がある方は、なるべくソフトなモデルを選ぶべきです。
- 音が違う: 爽快な打球音を求める人には少し物足りないかもしれません。
実際に試して選んだ「打球感が良い」おすすめ3選
多くのモデルを試した中で、プレッシャーボールに近い感覚で打てたものを厳選しました。
1. 圧倒的人気と信頼のダンロップ LP
日本で最も普及しているノンプレッシャーボールと言っても過言ではありません。非常に丈夫で、スクールの球出し用にもよく使われています。迷ったらこれを選べば間違いありません。
2. プレッシャーボールに近い打球感ブリヂストン NX1
(※現在はブランド統合によりテクニファイバー コートに引き継がれていますが、同様の技術が使われています)。ノンプレッシャー特有の「重さ」が軽減されており、打球感が非常にマイルドです。試合に近い感覚で練習したい方に最適です。
3. 打球感の柔らかさを追求ヨネックス マッスルパワー60
ヨネックス独自の技術で、ゴムの厚みを調整し柔らかい打球感を実現しています。女性やジュニア、長時間練習する方に特におすすめしたい一品です。
結論:ノンプレッシャーボールは「賢い練習」の味方
「試合と感覚が変わるから嫌だ」と食わず嫌いするのはもったいないです。サーブ練習、球出し、壁打ちといった「反復練習」にはノンプレッシャーボールを使い、ゲーム形式の練習ではプレッシャーボールを使う。
この使い分けこそが、財布を守りつつ上達スピードを最大化させる賢いテニスライフの秘訣です。
まずはダンロップ LPの4球パックあたりから、その「変わらない跳ね」を体感してみてください。きっと、もう練習用のボールがベコベコでガッカリすることはありません。
この記事があなたのテニス上達の助けになれば幸いです。他に知りたいことがあれば、お気軽に聞いてくださいね。


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