「テニスを始めたい!」と思い立ったとき、一番最初にぶつかる壁が「結局、何を買えばいいの?」という疑問ですよね。スポーツショップへ行けばキラキラした最新ギアが並んでいますが、初心者がいきなりプロのような装備を揃える必要はありません。
逆に、安さだけで選んでしまって「使い物にならなかった」「怪我をした」という失敗談もよく耳にします。今回は、テニス歴10年以上の私が、自らの手痛い失敗経験をもとに「本当に必要なもの」を厳選してご紹介します。
1. これだけあれば即デビュー!必須アイテム4選
まずは「これがないとテニスコートに立てない」という最低限のアイテムです。
独自の進化を遂げた「テニスシューズ」
意外に思われるかもしれませんが、ラケット以上に重要なのがシューズです。私は最初「動ければ何でもいいだろう」と普通のランニングシューズでコートに入り、横移動の激しさに耐えきれず足を捻挫しかけました。
テニスは横の動きが非常に激しいため、サイドの剛性が高い専用のシューズが不可欠です。砂入り人工芝(オムニ)コートでやるならオムニ・クレーコート用テニスシューズを、ハードコートならオールコート用テニスシューズを選びましょう。
最初の相棒「ラケット」
初心者がいきなり3万円超えのプロモデルを買うのはおすすめしません。重すぎて肘を痛める(テニス肘)原因になるからです。
まずは「中厚(ちゅうあつ)」と呼ばれる、少しフレームが厚めでボールが楽に飛ぶタイプを選んでください。ヨネックス イーゾーンやバボラ ピュアドライブのような定番モデルは、中古や型落ちでも十分に高性能です。
動きやすさ重視の「ウェア」
最初は手持ちの吸汗速乾 Tシャツとハーフパンツで十分です。ただし、テニスはポケットに予備のボールを入れる文化があるため、ポケット付きのボトムスを選ぶのがスムーズにプレーするコツです。
練習に欠かせない「テニスボール」
スクールに通うなら不要ですが、友達と練習するならテニスボール 4球入りを数缶用意しましょう。空気が抜けないノンプレッシャータイプは長持ちするので、初心者の練習用には最適です。
2. 【経験談】「もっと早く買えばよかった」便利な小物たち
スペック表には載っていないけれど、実際にコートに立つと「あったほうが絶対いい」と痛感したアイテムたちです。
- グリップテープ:ラケットの持ち手に巻く消耗品です。汗で滑ってラケットが飛んでいきそうになった経験から、私は常に予備をバッグに入れています。数百円で「握りやすさ」が劇変します。
- テニスソックス:普通の靴下はすぐに穴が開きます。専用の厚手ソックスはクッション性が高く、足裏の痛みを劇的に軽減してくれました。
- リストバンド:ただのファッションではありません。夏場、腕から流れてくる汗がグリップを濡らすのを防いでくれる、実は超機能的なギアです。
3. 予算はいくら?初期費用のリアルな目安
「テニスってお金がかかりそう」というイメージがありますが、賢く選べば初期費用は抑えられます。
- 節約プラン:約15,000円〜(型落ちラケット+セール品のシューズ+自前のウェア)
- 標準プラン:約40,000円〜(最新モデルのラケット+定番シューズ+専用ウェア一式)
私は最初、形から入りたくて全部最新で揃えましたが、結局自分のレベルに合わずに買い替える羽目になりました。まずはシューズに一番予算を割き、ラケットは扱いやすい入門モデルから始めるのが、結果として最も安上がりです。
4. 失敗しないために。初心者が陥りがちな「買い物の罠」
最後に、私が過去に犯した「やらかし」を共有します。
- 「見た目がかっこいい上級者ラケット」を買う:面が小さくてボールが当たらず、テニスが嫌いになりかけました。
- シューズをネットで試着なしに買う:メーカーによって足幅(ワイズ)が全然違います。必ず一度は店舗で履いてみてください。
- 最初から5缶も10缶もボールを買う:ボールは放置しておくだけで空気が抜けます。使う分だけ買いましょう。
まとめ
テニスを始めるために必要なものは、実はそれほど多くありません。まずはテニスシューズと、自分に合ったラケットを一本手に入れて、コートに飛び出してみてください。
道具を揃える過程もテニスの楽しさのひとつ。自分のお気に入りのギアが見つかれば、練習に行くのがもっと楽しみになるはずです!


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