「テニスは好きだけど、最近コートの予約が取れないし、もう少し手軽にラリーを楽しみたい」——そんな風に感じたことはありませんか?私は中学から大学まで硬式テニスに明け暮れ、社会人になっても週末はテニススクールに通う「テニス愛好家」でした。しかし、仕事が忙しくなり、体力的な衰えも感じ始めた頃に出会ったのが、テニスに似た「パドルスポーツ」の世界です。
実際に体験してみて分かったのは、これらは単なるテニスの代用品ではなく、テニスの技術を活かしつつ、全く新しい脳の回路を使う刺激的なスポーツだということです。今回は、私が実際にコートに立って感じた「体験」をベースに、今おすすめしたい3つのスポーツを深掘りします。
1. 壁との対話がクセになる!「パデル」体験記
初めてパデルコートに立った時、まず驚いたのは周囲を囲む強化ガラスです。「テニス×壁打ち」と聞いてはいましたが、実際にやってみると戦略の深さが桁違いでした。
体験して分かった「ここがテニスと違う!」
テニスならエースになるはずの強烈なスマッシュが、後ろのガラスに跳ね返ってチャンスボールとして戻ってきます。最初は「えっ、今のが返ってくるの?」と戸惑いましたが、慣れてくるとあえて壁に当てて軌道を変える快感に目覚めます。ラケットはパデルラケットを使用しますが、テニスラケットより短いため、ボレーの取り回しが非常に楽です。
実際の打感:
ボールはテニスボールと似ていますが、内圧が低いため、パチンという乾いた音が響きます。ネット際での駆け引きが中心になるため、ダブルスの前衛が得意な人は、初日から上級者とも渡り合えるはずです。
2. 全米が熱狂する「ピックルボール」の意外な中毒性
「プラスチックのボールを板で打つなんて、子供の遊びでは?」……そんな偏見は、最初の1分で吹き飛びました。ピックルボールは、今や私が最も時間を費やしているスポーツです。
リアルな感覚:音とリズム
ピックルボールパドルで穴の開いたボールを打つと、「ポコン」という独特の音がします。この音が不思議と心地よく、テニスの硬質な打球感とは別のリラックス効果があります。コートがバドミントンサイズと小さいため、運動量はテニスほど激しくありませんが、その分、一球一球の精度が問われます。
体験者の本音:
一番の魅力は「キッチン」と呼ばれるノーボレーゾーンの存在です。ここにボールを落とす「ディンク」というショットの応酬は、まるで将棋を打っているような静かな緊張感があります。テニスの強打に疲れた私の肘にも優しく、それでいて競技性は極めて高い。ピックルボールセットさえあれば、公園のちょっとしたスペースでも遊べる手軽さも魅力です。
3. 日本が誇る「ソフトテニス」を大人が再評価すべき理由
中学時代の部活以来、触れていないという方も多いのではないでしょうか?実は、大人になってからやるソフトテニスには、硬式にはない「情緒」と「奥深さ」があります。
「しなり」を操る楽しさ
ソフトテニスラケットを振ってみると、その軽さに驚きます。ゴム製のボールがラケットに吸い付くような感覚は、硬式テニスでは決して味わえません。
実際のプレー感:
ダブルス特有のフォーメーション、そして「後衛が作り、前衛が仕留める」という様式美。硬式テニスプレーヤーがソフトテニスをやると、最初はバックハンドの打ち方(片面打ち)に苦労しますが、あの独特のドライブ回転がかかった時の爽快感は、一度味わうと忘れられません。
まとめ:あなたの「テニス脳」をどこで活かす?
今回紹介したスポーツは、どれもテニスシューズがあればすぐに始められるものばかりです。
- 戦略的な駆け引きを楽しみたいなら: パデル
- 手軽さとコミュニティを重視するなら: ピックルボール
- 繊細なボールコントロールを極めたいなら: ソフトテニス
もしあなたが、テニスで培ったフットワークや動体視力を眠らせているなら、ぜひ一度これらの「テニスみたいなスポーツ」の門を叩いてみてください。新しいラケットを握った瞬間のワクワク感は、かつてテニスを始めたあの日の感覚を思い出させてくれるはずです。
次は、あなたの街で最も近い「パデルコート」を検索することから始めてみませんか?


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