テニス大会のチラシ作りや、部活動のSNS投稿、あるいは趣味のブログデザインなど、「テニスボールのイラスト」が必要になるシーンは意外と多いものです。しかし、いざ探してみると「なんだか質感が安っぽい」「テニスボールに見えない」といった壁にぶつかることも少なくありません。
今回は、数多くのデザイン制作に携わってきた私の実体験をベースに、本当におすすめできるフリー素材サイトの活用法と、初心者でもスマホやタブレットで「それっぽく」描けるデザインの裏技を公開します。
実際に使ってわかった!目的別のおすすめフリー素材サイト
「テニスボール イラスト」で検索すると膨大な数が出てきますが、用途によって正解は異なります。私が実際にプロジェクトで使用し、使い勝手が良かったサイトを厳選しました。
1. 圧倒的なバリエーションなら「イラストAC」
チラシやポスターなど、複数のパターンを比較したい時はここ一択です。
- 体験談: 「リアルな3D風」から「ゆるい手書き風」まで揃っています。私は地域のテニス大会のポスターを作った際、複数のクリエイターの作品を組み合わせることで、奥行きのあるデザインを作ることができました。ただし、ダウンロード時に数秒の待ち時間があるため、急いでいる時は少しもどかしく感じるかもしれません。
2. 洗練されたWebデザインには「Loose Drawing」
ブログやWebサイトのアイキャッチ、アイコンとして使うなら、このサイトが最もスマートです。
- 体験談: ここの魅力は、サイト上で「色」をカスタマイズできる点です。テニスボールといえば黄色ですが、あえてサイトのテーマカラーに合わせてニュアンスを変えたところ、驚くほどデザインに馴染みました。線がシンプルなので、AppleのiPadとApple Pencilを使って上から少し色を足すだけで、自分だけのオリジナルイラストに早変わりします。
3. 親しみやすさNo.1の「いらすとや」
もはや説明不要の安心感ですが、実は「テニスラケット」とセットになった素材が非常に使いやすいです。
- 体験談: 資料作成で「テニス感」を瞬時に伝えたい時、単体のボールよりも「ラケットに添えられたボール」の方が、視覚的な情報伝達が早いです。
【実践】テニスボールを「本物」に見せる3つの描き方のコツ
「自分で描いてみたけど、どうしてもレモンやただの黄色い丸に見えてしまう…」という悩みは、3つのポイントを抑えるだけで解決します。私がイラスト制作ソフトで試行錯誤して見つけた「黄金ルール」です。
1. 「S字ライン」は完璧な曲線にしない
テニスボールの象徴である白いライン。これを綺麗な円の一部として描くと、平面的に見えてしまいます。
- コツ: テニスボールを手に取ってよく見てください。ラインは球体に沿って複雑にカーブしています。描き始めと終わりを少し「太め」に、中央を「細め」に描くと、立体感が一気に増します。
2. 質感は「境界線のガタつき」で表現する
ツルツルの円を描くと、それはただのゴムボールです。
- コツ: 仕上げに、消しゴムツールや細かいブラシを使って、外側の線をわざと少しだけ「毛羽立たせる」ように加工してみてください。このひと手間で、フェルト素材の柔らかい質感が生まれます。
3. 影(シャドウ)に「隙間」を作る
ボールが地面に接しているイラストを描く際、ベタッと黒い影を置くのはNGです。
- コツ: ボールの真下を一番濃くし、周囲に向かってぼかしていくのは基本ですが、あえてボールと影の間に「わずかな隙間」を作ってみてください。これだけで、テニスボール特有の「弾んでいる瞬間」や「躍動感」が表現できます。
デザインを格上げする「色」の選び方
テニスボールの色は、デジタル画面で見ると非常に眩しい「蛍光イエロー」です。しかし、これをそのまま多用すると、目が疲れるデザインになってしまいます。
私がよく使うテクニックは、背景が白い場合は少し彩度を落とした「マスタード寄り」の色にすることです。逆にMacBook Proのような高精細なディスプレイで見るWebコンテンツの場合は、透明感を意識したグラデーションを加えると、高級感のあるスポーツイラストに仕上がります。
印刷物を作る場合は、画面で見ている色よりも暗く沈みやすいため、テスト印刷を繰り返して最適な色味を見つけるのが、失敗を防ぐ唯一の道です。
まとめ:たかがイラスト、されどテニスボール
テニスボールのイラスト一つで、そのデザインの「熱量」が変わります。既存の素材を賢く使い分け、時には自分の手で「毛羽立ち」や「影」を加えてみる。その少しのこだわりが、見る人に「おっ、本格的だな」と思わせるポイントになります。
次にテニス関連のデザインをする際は、ぜひワコム 液晶ペンタブレットなどのツールも活用しながら、あなただけの「最高の一球」を表現してみてください。


コメント