「冬のテニス、長袖を着ると肩が回らないし、かといって半袖や薄着では体が冷え切ってしまう……」。そんな悩みを抱えていた私が、試行錯誤の末に辿り着いた答えが「ベスト」という選択肢でした。
テニスにおいて、肩周りの可動域は何よりも優先されるべきポイントです。特にサーブの打点やスマッシュの瞬間、長袖のジャケットだと背中が突っ張る感覚がありませんか?私はあの違和感でリズムを崩した経験が何度もあります。ベストなら体幹をしっかり温めつつ、腕は完全にフリー。一度この快適さを知ると、冬のプレーにベストは欠かせません。
まず、テニスベストを選ぶ際に絶対に外せない基準が3つあります。
一つ目は、ストレッチ性の高さです。前面が防風素材でも、背面がニットやジャージ素材になっているハイブリッドタイプが理想的です。私が以前、安価な中綿ベストを試した際は、ボレーの際に背中がパンパンに張り、スイングの邪魔になってしまいました。今愛用しているヨネックス 中綿ベストのようなモデルは、スイング時の捻転動作を一切邪魔しません。
二つ目は、中綿のボリューム感。モコモコしすぎたダウンベストは、テニスには向きません。フォアハンドを振り抜く際に二の腕が脇腹の厚みに干渉し、打点がズレる原因になるからです。「少し薄いかな?」と感じる程度の、高機能な化繊中綿(プリマロフトなど)を採用したモデルの方が、結果として高いパフォーマンスを維持できます。
三つ目は、意外と見落としがちなポケットの仕様です。ゲーム形式の練習をするなら、ボールを2〜3個スムーズに入れられる深めのポケットが必須。チャック付きだと安心ですが、プレー中にボールを出し入れするなら、入り口が広めの設計になっているバボラ テニスベストのようなタイプが非常に使い勝手が良いです。
また、実際に使ってわかった「落とし穴」についても触れておきます。襟(えり)の高さです。防寒を意識しすぎて襟が高すぎるものを選ぶと、フォアハンドで顎を引いた際に、襟が顔に当たって集中を削がれます。ジッパーの金具が直接肌に当たらないよう、チンガード(ジッパーカバー)がついているものを選ぶのが、快適にプレーを続ける秘訣です。
おしゃれを楽しみたい方には、クラシックなスタイルのフィラ テニスベストやエレッセ ベストがおすすめです。これらはコート上だけでなく、クラブハウスでの休憩中や帰宅時でも浮かないデザイン性の高さが魅力です。白のポロシャツにネイビーのベストを合わせるだけで、一気に「テニスプレイヤーらしい」洗練された印象になります。
最後に、もしあなたが「まだベストを持っていない」のであれば、まずは汎用性の高い薄手のソフトシェルタイプから試してみてください。インナーを調整すれば、秋口から厳冬期、そして春先まで驚くほど長く活躍してくれます。
ミズノ テニスウェア ベストのような信頼できるスポーツブランドの製品を選べば、耐久性も抜群です。賢く体温調節をして、冬のテニスをもっと軽やかに、もっと楽しく攻略しましょう。


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