「テニスよりも速く、スカッシュよりも自由」と言われるラケットボール。日本でこのエネルギッシュなスポーツを統括しているのが、日本ラケットボール連盟(JARA)です。これから始めたい方や、大会を目指す方に向けて、実際にコートに立った時の「音」や「汗」の感覚を交えながら、その魅力を徹底解説します。
日本ラケットボール連盟(JARA)の役割と基本情報
日本ラケットボール連盟は、国内唯一の公式団体として、ルールの制定や選手のランキング管理、そして全日本選手権などの主要大会を運営しています。スポーツとしての公平性を守るだけでなく、初心者が安心して競技を始められる環境作りをサポートしています。
公式戦への出場を考えるなら、まずこの連盟に選手登録することからスタートします。競技としてのラケットボールを突き詰めたい人にとって、避けては通れない「聖域」とも言える存在です。
【実録】ラケットボールを体験してみた!初心者が感じる魅力と注意点
実際にコートに入ると、まず驚くのがその閉塞感と開放感の共存です。四方を壁に囲まれた空間は一見狭く感じますが、一歩踏み出してスイングを始めると、その認識は一変します。
全方位がフィールド!壁を使いこなす快感
スカッシュと違い、ラケットボールは「天井」も有効なプレーエリアです。頭上を越えて背後の壁に当たるボールを追いかける感覚は、他のスポーツでは味わえません。実際に打ってみると、壁に当たった時の「バコン!」という乾いた破裂音が耳に心地よく、日頃のストレスが吹き飛んでいくのが分かります。
必須アイテムと身を守る知恵
初心者が真っ先に用意すべきは、ラケットボール用ラケットと、目を保護するアイガードです。
特にアイガードは、時速200キロを超えることもあるボールから身を守るために必須です。「少し蒸れるかな?」と最初は気になりますが、プレーに集中すればすぐに忘れてしまいます。また、足元は急なストップ&ゴーに耐えられるインドア用スポーツシューズがベスト。グリップが効かないと、壁際でのターンで膝を痛める原因になるので、ここだけは妥協しないのが上達の近道です。
どこで遊べる?全国のラケットボールコート設置施設
ラケットボールを始める上で最大の壁は「コート探し」かもしれませんが、実は都市部を中心に根強い拠点があります。
- ゴールドジムなどの大型フィットネスクラブ: 東京や神奈川を中心に、連盟公認のコートを併設している店舗が多いです。
- 体験レッスンのススメ: 「いきなり経験者と打つのは怖い」という方は、連盟が紹介している体験会を予約しましょう。筆者が初めて参加した時は、コーチが「壁に当てるコツ」を伝授してくれたおかげで、開始30分でラリーが続くようになりました。
大会に出てみたい!初心者から参加できるイベント情報
「連盟」と聞くと敷居が高そうですが、実際には「ビギナークラス」という初心者専用の枠が設けられています。
試合会場の雰囲気は意外にもアットホーム。隣のコートで日本トップランカーが凄まじいラリーを繰り広げている一方で、初心者エリアでは「今の惜しい!」「ナイスショット!」と笑い声が飛び交っています。負けてもコンソレーション(敗者復活戦)がある大会も多く、一日中たっぷり試合を楽しめるのがこの競技の素晴らしいところです。
まとめ:まずは一歩、コートへ踏み出そう
日本ラケットボール連盟は、私たちがこのマイナースポーツを全力で楽しむための「道標」です。ルールを完璧に覚えるよりも、まずはラケットボールを一球、壁に叩きつけてみてください。その跳ね返りの速さと爽快感に、あなたもきっと病みつきになるはずです。
もっと詳しい大会日程や近隣のコートを知りたい方は、今すぐ連盟の公式サイトをチェックして、体験レッスンの扉を叩いてみましょう。


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