テニスコートに向かう際、ラケットとシューズさえあれば試合はできます。しかし、週末の草トーナメントや真夏の部活動、あるいは毎週のスクール通いの中で「これがあったらもっと楽なのに」「今のミス、汗のせいだ……」と感じる瞬間はありませんか?
この記事では、週3回はコートに立つ筆者が、実際に自腹で切って試してきた数々のアイテムの中から、本当にプレイの質が変わった「テニス便利グッズ」を厳選してご紹介します。単なるカタログスペックではなく、コート上でしか分からない「リアルな使用感」をベースにお届けします。
テニス便利グッズを選ぶ3つのポイント
便利なアイテムを揃える上で、意識したいのは以下の3点です。
- プレイの質を上げる: グリップの滑りや視界の悪さなど、微細なストレスを排除できるか。
- 準備・片付けの効率化: 練習時間の最大化。ボール拾いや荷物の整理にかかる時間を短縮できるか。
- 体力温存とケア: 翌日に疲れを残さない、あるいは酷暑の中でも集中力を切らさない工夫があるか。
【シーン別】テニスが10倍楽しくなる便利グッズ厳選
1. 練習・試合中のストレスを減らすアイテム
テニスは繊細なスポーツです。ほんの少しの滑りがショットの精度を狂わせます。
まず、絶対に欠かせないのがグリップテープです。特に夏場、手汗でラケットが回ってしまう感覚は恐怖でしかありません。私は予備を常に5本はバッグに入れていますが、最近はエンドテープの代わりにシリコン製のバンドを使うことで、巻き直しの手間を減らしています。
また、打球時の不快な振動を抑える振動止めも重要です。私は長年、ワーム型のものを使用していますが、これを忘れた日は肘への響きが気になって強気なストロークが打てません。さらに、顔に流れる汗を物理的に止めるリストバンド(ロングタイプ)。これは短いものより、あえてロングタイプを選ぶのがコツです。拭える面積が広いだけで、試合中の安心感が全く違います。
2. 夏の猛暑・冬の寒さ対策(体験談重視)
近年の猛暑の中でのテニスは、もはやサバイバルです。私が命の恩人だと思っているのが氷嚢(アイスバッグ)。休憩中に首筋や脇の下を冷やすだけで、上気した体温がスッと下がるのがわかります。これを入れるための保冷バッグも、テニスバッグに入るスリムなタイプが重宝します。
日差し対策としては、日焼け止めスプレー(スポーツ用)が手放せません。クリームタイプだと手がベタついてグリップに影響が出ますが、スプレーならサッと吹きかけるだけ。また、眩しさでトスを見失わないための偏光サングラスは、ボールのコントラストがはっきり見えるため、夕方の西日がきつい時間帯でも「ボールが消える」現象を防いでくれます。
3. あると助かる「かゆい所に手が届く」小物
練習の効率を劇的に変えたのがボール拾い機(キャッチャー)です。球出し練習の後のボール拾い、地味に腰に来ますよね。これを使うようになってから、練習後半の腰の痛みが劇的に改善されました。
また、意外と盲点なのがグリップカバー。バッグの中で他の着替えやタオルが、使い古したグリップの汚れで黒ずんでしまった経験はありませんか?これ一つでバッグの中が清潔に保てます。使用後のシューズには消臭ボール/スプレーを。部活生や、車に荷物を積みっぱなしにするサンデープレーヤーには必須の清潔習慣です。
現役プレーヤーが「買ってよかった」と実感した神アイテム3選
ここでは、私が実際に導入して「もっと早く買えばよかった」と後悔したレベルの3点を紹介します。
試合のセット間や、終わった直後のベンチでふくらはぎを数分ケアするだけで、足が攣る確率が格段に減りました。持ち運びサイズなら、ベンチでも邪魔になりません。
2. 強力吸汗オーバーグリップ
梅雨時期の湿度が高い日、普通のグリップでは滑ってボレーが安定しませんでした。しかし、この粘着性が高いタイプに変えてからは、握力を無駄に使わずに済むようになり、腕の疲れが軽減されました。
3. テニス専用インソール
シューズに最初から入っている中敷きを捨て、テニス専用インソールに入れ替えてみてください。切り返しの際の一歩目の踏み込みが変わり、何より足裏の疲労感が別物になります。
まとめ:自分に合った便利グッズでテニスライフをより快適に
便利グッズは、単なる「贅沢品」ではありません。プレイ中の集中力を維持し、怪我を防ぎ、そして何よりテニスという時間を最高に楽しむための投資です。
まずは自分が一番ストレスを感じているポイント(汗、暑さ、足の疲れなど)を一つ選び、それを解決するアイテムを導入してみてください。コートに立つのが、今まで以上に楽しみになるはずです。
次は、あなたのバッグの中にどの「相棒」を加えますか?


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