「ラケットが重くて、試合の後半になると腕が上がらない」「ダブルスの素早いレシーブに反応が追いつかない」そんな悩みを抱えていませんか?
かつては「ラケットはある程度の重さがないと飛ばない」と言われていましたが、近年の技術革新により、70g台(5U〜6Uサイズ)という超軽量ラケットが市場を席巻しています。
私自身、長年4U(約83g)のラケットを愛用してきましたが、加齢による肩の違和感をきっかけに70g台の世界へ足を踏み入れました。今回は、その驚きの操作性と、実際に使って分かった「後悔しないための注意点」をリアルな体験談と共にお伝えします。
70g台のラケットに変えて「劇的に変わった」3つのこと
まず、4Uから70g台へ持ち替えた瞬間に感じたのは「空気抵抗のなさ」です。
1. ドライブ戦で負けなくなった
ダブルスの前衛で、顔の横を抜けていくような速いドライブ。これまでは「あ、速い!」と思った瞬間にラケットが遅れていましたが、軽量モデルなら手首の返しだけでパッと面が出てきます。このコンマ数秒の差が、ネットミスを減らし、攻めの起点を作る大きな武器になりました。
2. 肩と肘の「翌日の痛み」が激減
3時間の練習後、いつもなら湿布が欠かせなかった肩の重だくしさが、嘘のように軽くなりました。遠心力による負担が少ないため、スイング時の無理な力が抜け、純粋にショットのコントロールに集中できるようになったのは大きな収穫です。
3. レシーブの守備範囲が広がる
低い位置からのロブや、足元へのスマッシュ。重いラケットでは「拾うのが精一杯」だった球も、軽さのおかげでラケットワークが自由自在になり、コースを狙って返しやすくなりました。
実際に使って分かった「意外な落とし穴」と克服法
良いことばかりではありません。使い始めの頃に感じた「違和感」についても正直に書きます。
スマッシュの「重み」が消える?
一番の懸念は「球の威力」です。ラケット自体の自重がないため、手先だけで振るとスカスカの軽い球になってしまいます。
【解決策】 アストロクス70のような、ヘッドヘビー(先端が重め)の設計を選ぶのが正解です。ラケット自体の軽さを活かしてスイングスピードを上げ、先端の重みをシャトルに乗せる感覚を掴めば、軽量モデルとは思えない鋭いスマッシュが打てるようになります。
相手の強打に面が負ける
相手がパワーヒッターの場合、強い球を受けた瞬間にラケットが弾き飛ばされそうになる感覚がありました。
【解決策】 ガットのテンションをいつもより1〜2ポンド下げて、少し食い付きを良くすることで安定感が増しました。また、握り込む瞬間のパワーを意識するだけで、軽量モデル特有の「ブレ」を抑えられます。
【目的別】今、選ぶべき「70g台」の注目モデル
私が実際に試打し、仲間内でも評価の高かったモデルを厳選しました。
1. 攻守のバランスを求めるなら
アストロクス70「軽量=守備」という常識を覆す一本。ヘッドに重みがあるため、振り抜きが抜群に良く、スマッシュ後の立て直しも驚くほど速いです。
2. 柔らかな打球感で遠くに飛ばしたいなら
ナノフレア70とにかくシャフトがしなり、楽にクリアを飛ばせます。力のない女性やシニアプレーヤーでも、少ない力でコートの奥までしっかりシャトルを運べます。
3. 操作性を極めたい技巧派には
ナノフレア800ゲームよりスピードを重視したモデルですが、5Uの軽量タイプを選ぶことで、ネット前のヘアピンやクロスへの切り返しが魔法のように決まるようになります。
失敗しない選び方のポイント:スペック表の「ここ」を見よう!
ネットで購入する際、単に「軽いから」という理由だけで選ぶのは危険です。
- バランス(重心)をチェック:
- パワーも欲しいなら「ヘッドヘビー」
- 操作性を最優先するなら「ヘッドライト」
- シャフトの硬さ:
- 自分のスイングが速い自覚がない限り、「柔らかめ(MediumやFlexible)」を選んだ方が、ラケットのしなりを活かして飛ばせます。
まとめ:70g台はあなたのプレースタイルを進化させる
バドミントンにおいて「軽さ」は最大の武器になります。特に、ラリーが長く続くダブルスや、怪我を予防しながら長く競技を楽しみたい方にとって、70g台のラケットはまさに救世主です。
最初は「軽すぎて振りすぎる」かもしれませんが、1ヶ月も使えばその快適さから離れられなくなるはず。まずは、評判の良い ヨネックス バドミントンラケット の軽量シリーズから、あなたの相棒を探してみてはいかがでしょうか。


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