バドミントンを続けて数年、中級者の壁にぶつかっていた私がようやく出会えた「相棒」がヨネックスのナノフレア77でした。
これまでヘッドヘビーなモデルで力強いスマッシュを狙ってきましたが、試合後半になると腕が上がらず、レシーブの反応も遅れがちに。そんな悩みを抱えていた時に手に取ったのが、この軽量・高操作性を謳う一振りです。実際に数ヶ月間、基礎打ちから激しいダブルスの試合まで使い倒して見えた、リアルな使用感をお伝えします。
ナノフレア77を実際に使ってみて感じた「3つの本音」
1. 驚異的な振り抜きの良さとレシーブの安定感
最初にシャトルを打った瞬間、まず驚いたのが「空気抵抗の少なさ」です。フレームが非常にスリムに設計されているため、ドライブの応酬や、ボディ周りの窮屈なレシーブでも、ラケットが吸い付くように素早く反応してくれます。以前は差し込まれていたショットが、ナノフレア77に変えてからは「あと一歩」早く面に当たる感覚があり、ダブルスの前衛での仕事が格段に楽しくなりました。
2. 「弾き」と「コントロール」の絶妙なバランス
軽量ラケットにありがちな「打ち負ける感覚」がほとんどありません。シャトルを捉えた瞬間に、ヨネックス独自のカーボン技術がしなやかに反応し、軽い力でも鋭くシャトルを弾き返してくれます。特にクリアがコートの奥までしっかり飛んでくれるのは、筋力に自信がないプレイヤーにとって大きなメリットです。ドロップショットの際も、手元にしっかり打球感が伝わるため、繊細なコントロールが利きやすいと感じました。
3. 長時間プレーしても疲れない、身体への優しさ
週末の3時間練習の後半、いつもなら肩や手首に重だるさを感じていましたが、ナノフレア77を使い始めてからはその疲労度が劇的に変わりました。4Uという軽量サイズでありながら、シャフトの適度なしなりが衝撃を吸収してくれるため、翌日の筋肉痛も軽減されたように感じます。ジュニアプレイヤーや女性、そして「体力を温存しながら賢く勝ちたい」社会人プレイヤーには最高の選択肢と言えるでしょう。
メリットと、あえて伝えたいデメリット
メリット
- 圧倒的な操作性: どんな体勢からでも振り切りやすく、ミスショットが減る。
- 爽快な打球音: 芯で捉えた時の「パコーン!」という高い音が心地よく、モチベーションが上がる。
- 汎用性の高さ: シングルスでもダブルスでも、プレースタイルを選ばず活躍できる。
デメリット
- パワー不足を感じる場面も: 相手を力でねじ伏せるような超重量級のスマッシュを求める人には、少し物足りないかもしれません。
- 打ち応えの軽さ: シャトルをグッと「押し込む」ような重厚な打球感を好む方には、弾きが良すぎると感じる可能性があります。
ナノフレア77はこんな人におすすめ!
実際にコートで使ってみた結論として、このラケットは以下のような方に自信を持っておすすめできます。
- ダブルスのスピード展開で優位に立ちたい方
- 最近、重いラケットを使うと肩や肘に違和感が出る方
- 軽い力でシャトルを飛ばし、コースを突く技術を磨きたい中級者
- 成長期で、怪我を避けつつスイングスピードを上げたいジュニア選手
まとめ
ナノフレア77は、単なる「軽いラケット」ではありません。プレイヤーの反応速度を物理的に引き上げ、試合の主導権を握らせてくれる戦略的な武器です。もしあなたが、今のラケットに「重さ」や「振り遅れ」を感じているなら、一度この軽やかな振り抜きを体感してみてください。きっと、バドミントンがもっと自由で、もっと楽しいものに変わるはずです。


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