テニスやバドミントンのプレー中、「あと少しだけショットに伸びがあれば」「相手の強打に面が負けてしまう」と感じたことはありませんか?そんな時、最も手軽で劇的な変化をもたらすのがリードテープによる加重です。
特に「6g」という数字は、ラケットの特性を根本から変えてしまう魔法の、あるいは劇薬の数字。今回は、私が実際にヨネックス エッジガードやキモニー リードテープを使用して6gの増量を試行錯誤した実体験をもとに、その真実を綴ります。
1. 6gの加重がもたらした「別次元」の打球感
正直に言いましょう。たった6gと侮ってはいけません。ヘッド テニスラケットのフレームトップに計6gを配置してコートに立った瞬間、これまでのラケットとは全く別の武器に変わったことを実感しました。
まず驚いたのは、スイングが加速した後の「球の潰れ方」です。ベースライン際での打ち合いで、これまでなら浅くなっていたボールが、バウンド後にもう一伸びして相手の食い込みを誘うようになりました。特にエッグボールのような縦回転をかける際、重りによる遠心力が強烈なパワーをボールに伝えてくれる感覚があります。
2. 現場で感じた「操作性」とのトレードオフ
しかし、メリットばかりではありませんでした。練習開始から30分。ボレー対ストロークの練習に入ったとき、明確な違和感を覚えました。
「ラケットが、出てこない。」
ヘッドヘビーに寄った6gの影響で、ネット前での素早い反応が一歩遅れるのです。特にバボラ ピュアドライブのようなもともとパワーのあるラケットに6g足すと、振り抜きの際の空気抵抗以上に、手首にかかる慣性モーメントが牙を剥きます。ダブルスの前衛で「パッ」と面を合わせるような動作が、どうしてもワンテンポ遅れてしまう。これは、試合終盤の疲労が溜まった時間帯には致命的なミスに繋がりかねないと感じました。
3. 失敗から学んだ「6g」の最適配置
当初、私はリードテープをすべて12時(トップ)の位置に貼っていました。これが失敗の元でした。ヘッドが重くなりすぎて、スイングバランスが崩壊してしまったのです。
試行錯誤の末に行き着いたのは、**「分散配置」**です。
- 3時・9時方向に各2g: これにより、面安定性が劇的に向上。オフセンターヒット時の嫌な振動が消えました。
- グリップの内部(またはエンド付近)に2g: カウンターウェイトとして配置することで、操作性の低下を最小限に食い止めました。
この「4g(ヘッドサイド)+2g(手元)」という配分こそが、多くの一般プレイヤーにとって、ラケットの剛性を高めつつ振り抜きを維持できる黄金比だと確信しています。
4. 結論:あなたは6gを足すべきか?
もしあなたが、今のラケットに「軽さゆえの頼りなさ」を感じているなら、テニス 重りを手に入れる価値は十分にあります。ただし、いきなり6gを貼るのではなく、まずは2gから。1週間ごとに少しずつ増やし、自分の筋力とスイングスピードが「重さに負けていないか」を冷静に判断してください。
6gのカスタマイズは、単なる重量増加ではありません。自分のスイングを見つめ直し、ラケットを「自分専用の道具」へと昇華させる旅なのです。
次は、具体的な貼り方の図解や、各メーカーのテープの粘着力比較など、より詳細なカスタマイズガイドを作成しましょうか?


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