ソフトテニスを本格的に続けていると、誰もが一度は「ラケットの重さ」で悩むタイミングが訪れます。特にミズノ ソフトテニスラケットを選ぶ際、カタログスペックで見かける「0U」という表記。一般的な「1U」よりも重い設計ですが、果たして自分に使いこなせるのか不安に思う方も多いのではないでしょうか。
私自身、長年1U(約223g)を愛用してきましたが、パワー不足を感じてミズノ ディオスの0Uへ持ち替えた経験があります。その際に感じたリアルな打球感の変化や、メリット・デメリットを体験談ベースで詳しく解説します。
そもそもミズノの「0U」とはどんなスペックか?
ミズノのラケットにおいて、数字は「重量」、アルファベットは「グリップサイズ」を指します。
- 0Uの重量: 平均238g(1Uより約15g重い)
- グリップサイズ: U(標準的な太さ)
たった15gの差と思うかもしれませんが、実際にスイングしてみるとその差は歴然です。1Uが「シュッ」と振れる感覚なら、0Uは「グォッ」という慣性の強さを感じます。この「重み」こそが、コート上で大きな武器にも、あるいは足かせにもなるのです。
実感した3つのメリット:0Uが生み出す「球の威力」
実際にミズノ スカッドやミズノ アクロスピードの0Uサイズをコートで試打して感じた、リアルなメリットを挙げます。
1. 打ち負けない「面安定性」
相手からの強烈なショットに対し、軽いラケットだとインパクトの瞬間に面がブレることがあります。しかし、0Uの自重があれば、当てるだけでラケットがボールを押し返してくれる感覚があります。特にボレーの際、相手の突き球に対して弾き飛ばされず、狙ったコースに深くコントロールできるようになったのは大きな収穫でした。
2. 球足の長い「重いボール」が打てる
ベースライン付近からのストロークでは、遠心力が強く働くため、バウンド後にグンと伸びる「生きたボール」が打てるようになります。私の場合、0Uに変えてから「ボールが深くなった」「受ける時に重く感じる」と対戦相手に言われる機会が増えました。
3. サーブとスマッシュの破壊力アップ
高い打点から振り下ろす動作において、ラケットの重さはそのまま破壊力に直結します。ミズノ ソフトテニスラケット特有のしなりと0Uの重量が組み合わさることで、サービスエースの確率が目に見えて向上しました。
覚悟すべきデメリット:体への負担と操作性
良いことばかりではありません。0Uを選ぶなら、以下のポイントは覚悟しておく必要があります。
- 後半のスタミナ切れ: 3セットマッチの後半、腕が疲れてくると振り遅れが目立つようになります。筋力だけでなく、重さを利用した効率的なスイングが求められます。
- とっさの操作性: 足元へのボレーや、ボディへの速い球に対して、ラケットを出すスピードがコンマ数秒遅れる感覚があります。
0Uサイズはどんな人におすすめ?
私の体験から結論を出すと、以下のようなプレーヤーにはミズノ ソフトテニスラケットの0Uは最高のパートナーになります。
- 中学生・高校生で体格がしっかりしてきた男子プレーヤー
- 力任せではなく、ラケットの重さを利用してゆったり振りたい人
- 1Uではボールが軽くなってしまい、打ち込まれることが多い後衛
逆に、筋力に自信がない方や、前衛でとにかくクイックな動きを最優先したい方は、まずはミズノ エフスピードなどの1Uから試すのが無難です。
まとめ:自分のスイングスタイルを信じて選ぼう
ラケット選びに正解はありませんが、「0U」という選択肢は、あなたのテニスを一段上のパワーゲームへと引き上げてくれる可能性を秘めています。もしショップでミズノの試打用0Uを見かけたら、ぜひ10分だけでもいいので、フルスイングだけでなく「ブロックボレー」や「ハーフボレー」を試してみてください。その安定感に、きっと驚くはずです。


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