テニスやバドミントンを続けていると、誰もが直面するのが「スペアラケットどうする問題」です。1本だけではガットが切れた時に試合が終わり、かといってプロが担ぐような6本〜9本入りの巨大なトーナメントバッグは、電車移動や自転車移動では正直「重いし、嵩張るし、気恥ずかしい」と感じることも少なくありません。
そこで辿り着くのが「2本入れ」という選択肢です。実体験から言えるのは、このサイズ感こそがアマチュアプレイヤーにとっての「最適解」であるということです。本記事では、実際に様々なバッグを使い倒してきた経験をもとに、後悔しない2本入れラケットバッグの選び方を深掘りします。
なぜ「2本入れ」が最も使い勝手が良いのか?
初心者の頃は1本用のソフトケースで十分ですが、中級者以上になると「もしもの時の予備」が必要になります。2本入れバッグの最大のメリットは、その絶妙なスリムさにあります。
私自身、以前は「大は大を兼ねる」と大きなバッグを使っていましたが、中身がスカスカだとバッグの中で荷物が暴れ、かえって使いにくい思いをしました。2本入れなら、メインのラケット2本がピタッと収まり、残りのスペースにシューズと着替え、水筒が綺麗にパズルのようにハマります。この「無駄のなさ」が、移動のストレスを劇的に減らしてくれます。
失敗しないラケットバッグ(2本用)の選び方
カタログスペックだけでは見えない、選ぶ際のチェックポイントを整理しました。
1. プレイスタイルに合わせた形状選び
- バックパック(リュック)型: 自転車やバイク移動なら一択です。最近はヨネックス バックパックのように、ラケットのグリップが飛び出さない工夫がされたモデルも増えています。
- トートバッグ型: 仕事帰りやスクールに通うなら、バボラ トートバッグのようなデザインが馴染みます。コート以外でも使える汎用性が魅力です。
2. シューズポケットの有無と位置
ここが最も重要な「体験的ポイント」です。底面にシューズポケットがあるタイプは便利ですが、実際にシューズを入れるとメイン収納部の容量を想像以上に圧迫します。厚みのあるテニスラケット2本を入れる場合、シューズを入れると「タオルと着替えが入らない!」という事態になりがちです。少し余裕を持った設計のモデルを選ぶのがコツです。
【体験談】2本入れバッグを使って感じたリアルな本音
実際に使い続けてみて分かった、良い点と不満点をお伝えします。
メリット:電車での「申し訳なさ」が消える
以前の巨大バッグでは、満員電車で周囲にぶつからないかヒヤヒヤしていましたが、スリムな2本入れ(特にバックパック型)に変えてからは、足元に置いても邪魔にならず、移動が驚くほど楽になりました。
デメリット:雨の日のグリップ保護
多くのバックパック型は、ラケットのグリップ部分が外に露出します。突然の雨に見舞われると、グリップテープがビショビショになり、滑って使い物にならなくなることがありました。雨天時の移動が多い方は、全体を覆えるカバー付きや、フルカバータイプのショルダーバッグを選ぶべきだと痛感しています。
【タイプ別】おすすめ2本入れラケットバッグ厳選10選
市場で評価の高いモデルから、使い勝手抜群のものをピックアップしました。
- ヨネックス ラケットバッグ2:王道の安心感。耐久性が抜群で、数年使っても型崩れしません。
- ウィルソン フェデラー チーム バックパック:シンプルかつ高級感のあるデザイン。大人のプレイヤーに。
- バボラ ピュアドライブ バックパック:ラケット保護機能が非常に高く、フレームへの衝撃を和らげてくれます。
- ヘッド ラケットバッグ 2本入れ:スリムなシルエットで、女性の背中にもフィットしやすいサイズ感。
- ミズノ テニスバッグ 2本入れ:コスパ重視ならこれ。仕切りが使いやすく、小物の整理が捗ります。
- ダンロップ トートバッグ ラケット2本収納可:コート外でも違和感なく使えるキャンバス地風のデザインが人気。
- プリンス ラケットバッグ 2本入:クラシックなデザインが多く、ウェアとのコーディネートを楽しめます。
- ラコステ テニスバッグ バックパック:圧倒的なファッション性。タウンユースがメインの方に。
- アシックス テニス バックパック:スポーツ科学に基づいた背負い心地。長距離移動でも肩が疲れにくいです。
- テニック ラケットバッグ 2本収納:マニアックですが、機能美を追求したタフな作りが魅力。
迷ったらこれ!メンテナンスと寿命の話
どんなに良いバッグも、手入れを怠ると数年でボロボロになります。特に夏場の部室や車内に放置するのは厳禁です。ラケットのカーボンだけでなく、バッグの素材も熱で劣化し、中のコーティングが剥がれてラケットに付着することがあります。
週に一度は中の荷物を全部出し、陰干しするだけで、ラケットバッグの寿命は驚くほど延びます。相棒となるバッグを大切に扱い、最高のコンディションでコートに向かいましょう。
まとめ:2本入れバッグでスマートにコートへ行こう
「2本入れ」は、競技者としての最低限の装備を備えつつ、日常生活とのバランスを保てる最高のサイズです。自分の移動手段、荷物の量、そして何より「それを持って歩く自分」を想像して、最適な一つを選んでみてください。道具へのこだわりが、きっとあなたのプレーを一段階引き上げてくれるはずです。


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