「バドミントンを始めよう!」と思い立ち、いざショップへ。そこで目にする「4U5」という謎の暗号。店員さんに聞くのも少し気恥ずかしいし、かといって適当に選んで「重すぎて腕が痛い……」なんて後悔はしたくないですよね。
実は、この「4U5」という表記には、あなたのプレイの質を左右する「重さ」と「握りやすさ」のすべてが詰まっています。今回は、私が初心者の頃にスペック選びで大失敗した苦い経験も交えつつ、4U5の正体をわかりやすく紐解いていきます。
4U5の正体は「重さ」と「グリップの太さ」
結論から言うと、4U5はラケットの**「重さ(4U)」と「グリップの太さ(5)」**を組み合わせた規格のことです。
バドミントン界の巨人であるYONEX(ヨネックス)をはじめ、多くのメーカーがこの表記を採用しています。
「4U」が表すのはラケットの重量
バドミントンのラケットは、数字が大きくなるほど「軽く」なるという、少しトリッキーなルールがあります。
- 3U(約85〜89g): パワーヒッター向け。重みを利用して重いスマッシュが打てますが、振り遅れやすい。
- 4U(約80〜84g): 現代の「黄金スペック」。軽すぎず重すぎず、操作性とパワーのバランスが最高。
- 5U(約75〜79g): 超軽量。レシーブや細かい操作には向くが、スマッシュに力が乗りにくい。
「5」が表すのはグリップの太さ
数字が大きくなるほど、持ち手(グリップ)が「細く」なります。
- G4: やや太め。手が大きい人や、がっちり握り込みたい人向け。
- G5: 標準。日本で最も流通しているサイズで、男女問わずフィットしやすい。
- G6: 細め。手が小さい方や、グリップテープを何重にも巻いて自分好みに調整したいこだわり派向け。
【体験談】私が「3U4」を選んで一ヶ月で手首を痛めた話
私がバドミントンを始めたばかりの頃、「重いほうがスマッシュが速くなるはず!」という安易な考えでアストロクスシリーズの3U4モデルを購入しました。
確かに一発の威力はすごかったです。しかし、いざ試合形式の練習が始まると悲劇が。
ダブルスの速いドライブの応酬にラケットが重くてついていけず、無理に手首で振り回した結果、一ヶ月もしないうちに手首を痛めてしまいました。さらに太めのグリップ(G4)が私の手には余り、指先での細かい操作ができず、ネット際のヘアピンショットも散々でした。
その後、ショップのベテラン店員さんに相談して買い替えたのが「4U5」のラケットでした。
持った瞬間の「あ、これなら振り切れる!」という感覚は今でも覚えています。疲れにくいので最後まで集中力が持ちますし、何よりレシーブの反応が格段に速くなりました。
なぜ今、誰もが「4U5」を勧めるのか?
現在のバドミントンは、昔に比べてラリーのスピードが非常に速くなっています。そのため、プロ選手でもナノフレアのような振り抜きの良い4Uモデルを愛用するケースが増えています。
特に日本人の体格において、4U5は「攻めも守りもこなせる万能な盾と矛」になります。
「力がないから軽いのがいいかも……」と5Uを選ぶのもアリですが、あまりに軽すぎるとラケット自体の反発力が使いにくいこともあるため、まずは4U5を基準にするのが上達への近道です。
まとめ:迷ったら「4U5」を選べば間違いなし!
もしあなたが今、ショップの棚の前で「どれにしよう……」と頭を抱えているなら、迷わず「4U5」と書かれたシールを探してください。
- 重さ(4U): 攻守のバランスが完璧。
- 太さ(G5): 調整が効く標準サイズ。
このスペックは、あなたの成長を妨げない「最高の相棒」になってくれるはずです。まずはボルトリックやアルティウスといった人気シリーズの4U5モデルを実際に手に取って、その振り抜きの良さを体感してみてください。
自分に合った道具選びこそ、バドミントンが楽しくなる一番の秘訣ですよ!


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