バドミントンを続けていると、誰もが一度はぶち当たる壁があります。それが「ラケットの重量選び」です。カタログスペックを見ても「4U(平均83g)」と「5U(平均78g)」の差はわずか5g。しかし、この「たった5g」がコート上では全く別次元のパフォーマンスをもたらします。
今回は、実際に数多くのラケットを使い倒してきた経験をもとに、4Uと5Uの決定的な違いと、後悔しない選び方をリアルな視点で解説します。
バドミントンラケットの「4U」と「5U」とは?重さの違いを解説
まず基本をおさらいしましょう。バドミントンの重量規格「U」は、数字が大きくなるほど軽くなります。
- 4U: 80〜84.9g(平均83g)
- 5U: 75〜79.9g(平均78g)
かつては3U(平均88g)が主流でしたが、現代の高速化したラリー展開では、ヨネックス(YONEX) バドミントン ラケットをはじめとする多くのメーカーが4Uや5Uをメインストリームに据えています。
【体験談】4Uと5U、実際に打ってみて感じた決定的な違い
スペック表には載っていない、実際にシャトルを捉えた瞬間に感じる「生の声」をお伝えします。
4Uの打ち心地:一撃の重みと安心感
私がヨネックス(YONEX) アストロクス88Dプロの4Uを使用した際、最も感じたのは「シャトルの伸び」です。ラケット自体の重みがシャトルに伝わるため、中途半端なスイングでも相手のコート奥までしっかり押し込めます。特にスマッシュ時、インパクトの瞬間に「グシャッ」とシャトルを潰して打ち抜く感覚は、4Uならではの快感です。
5Uの打ち心地:魔法のような操作性
一方で、ヨネックス(YONEX) ナノフレア700などの5Uを握ると、まるで手の一部になったような軽快さに驚きます。レシーブの際、相手の強打に対して「パッ」と面が出る反応速度は明らかに5Uが上。ダブルスの前衛で、ネット際のヘアピンやプッシュを繊細にコントロールしたい時には、この軽さが大きな武器になります。
4Uがおすすめな人・5Uがおすすめな人の特徴
これまでの経験から、タイプ別に最適な重量をまとめました。
4Uが向いている人:パワーと安定を求める競技者
- スマッシュで得点を決めたい: 自重を活かした重い球を打ちたい攻撃型。
- 基礎体力が備わっている: 1日を通して振り切れる筋力がある中級者以上。
- シングルスをメインにする: 一球一球の質とコントロールの安定を重視する場合。
5Uが向いている人:スピードと持続力を重視するプレイヤー
- ダブルスの前衛がメイン: 素早いラケットワークでタッチの速さを競う人。
- 疲れを最小限に抑えたい: 週末の長丁場の大会で、最後までパフォーマンスを維持したい人。
- ジュニアや女性、肩・肘に不安がある: 体への負担を減らし、怪我を予防したい場合。
失敗しないための選び方3つのポイント
1. 「軽い=楽」という誤解に注意
「軽いから5Uにしよう」という安易な選択は危険です。実は、軽いラケットほど「自分の腕の力」でシャトルを飛ばす必要があり、結果的に腕が疲れやすくなるケースもあります。逆に4Uはある程度の重さがスイングを助けてくれるため、ゆったりとしたフォームで遠くへ飛ばすことが可能です。
2. ガットのテンションとの相性
5Uの軽量ラケットにヨネックス(YONEX) 強チタンなどのガットを高テンションで張ると、打球感が硬すぎて手が痺れることがあります。5Uを選ぶ際は、少しテンションを下げるか、衝撃吸収性の高いガットを選ぶのがコツです。
3. スイングバランスを確認する
重量(U)と同じくらい重要なのが、重心(バランス)です。ヨネックス(YONEX) アストロクスシリーズのような「ヘッドヘビー」な5Uと、ヨネックス(YONEX) ナノフレアのような「ヘッドライト」な4Uでは、後者の方が軽く感じることさえあります。数値だけで判断せず、実際に振った時の「重さの残り方」を確認しましょう。
まとめ:あなたの「武器」になるのはどっち?
結論として、「一発の威力と安定感」なら4U、「スピードと操作性」なら5Uを選ぶのが正解です。
もしあなたが、今よりもっとスマッシュを速くしたい、打ち負けない強さが欲しいならバドミントン ラケット 4Uを。
逆に、レシーブが間に合わない、もっと軽快にコートを駆け回りたいならバドミントン ラケット 5Uを手に取ってみてください。
道具選びも上達への重要な一歩。あなたのプレイスタイルに寄り添う最高の一本が見つかることを願っています。


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