ソフトテニスの世界で圧倒的な信頼を誇るヨネックス。新作が登場するたびに「自分に合うのはどれ?」「今のモデルから変えて打ち心地はどう変わる?」と悩む方も多いはずです。
今回は、実際に数々のモデルをコートで試してきた経験をもとに、ヨネックスのソフトテニスラケットの選び方と、主要シリーズの「生」のインプレッションをお届けします。
1. ヨネックスが「勝ちたいプレーヤー」に選ばれる理由
テニスコートを見渡せば、中学生からシニア層まで、多くのプレーヤーがヨネックスのラケットを手にしています。その理由は、単なるブランド力ではなく、独自の「アイソメトリック」形状によるスイートスポットの広さにあります。
私自身、少し芯を外したかなと思うオフセンターのショットでも、ヨネックス ソフトテニスラケットは驚くほどボールを拾ってくれます。この「ミスの許容範囲」が、プレッシャーのかかる試合での安心感に直結するのです。
2. 【実打比較】ボルトレイジ vs ジオブレイク、どっちが正解?
現在のヨネックスを支える2大看板、ボルトレイジとジオブレイク。実際に打ち比べると、その性格は驚くほど対照的です。
ボルトレイジ:スピードでねじ伏せる「弾きの怪物」
初めてボルトレイジ 7Sを振り抜いた時、衝撃を受けたのはその「音」と「弾き」です。インパクトの瞬間に「パンッ!」という乾いた高い音が響き、ボールが矢のように相手コートへ突き刺さります。
- 体験談: スイングスピードが速いプレーヤーほど、このラケットの恩恵を受けられます。特に前衛用のVシリーズは、ボレーの反応速度が一段上がったような錯覚に陥るほど、球離れがスピーディーです。
ジオブレイク:圧倒的な粘りと「回転の鬼」
一方、ジオブレイク 80Sを手に取ると、ボールがガットに吸い付くような「球持ち感」を強く感じます。
- 体験談: 後衛としてベースラインからドライブをかけた際、ボールがベースライン際でグッと沈み込んでくれる感覚があります。打球感もマイルドで、長時間の練習でも腕への負担が少ないのが魅力。コースを丁寧につきたい、粘り強くラリーを支配したい方に最適です。
3. レベル別・後悔しないおすすめモデル
【初心者・新入生】まずは「飛ばす楽しさ」を
これから始める方には、エアライドが一番の近道です。非常に軽く設計されており、力が弱くてもボールが楽に飛んでくれます。
- 体験談: 最初の1本として、変に重い競技用モデルを選んでしまうとフォームが崩れがちですが、このモデルは素直な操作性で基本を覚えるのにぴったりでした。
【中級者】自分の型に合わせて選ぶ
部活動で自分のプレースタイル(前衛・後衛)が決まってきたら、ボルトレイジ 5Sやジオブレイク 50Vなど、中間グレードが狙い目。上位モデルよりも少し柔らかめに作られているため、パワー不足を感じることなく「しなり」を活かした打球が打てます。
【上級者・競技者】究極の1本を求める
さらなる高みを目指すなら、ボルトレイジ 8Sやジオブレイク 80G。フレームが硬く、自分自身のパワーをロスなくボールに伝えることができます。ただし、芯で捉える技術がないと「飛ばない」ラケットに感じてしまう諸刃の剣でもあります。
4. 性能を120%引き出すガットの組み合わせ
ラケット選びと同じくらい重要なのがガット(ストリング)です。
- 弾きを加速させるなら: サイバーナチュラル スラッシュ。ボルトレイジとの相性が抜群で、乾いた打球音がさらに強調されます。
- コントロール重視なら: S-ファング。表面のコーティングがボールをしっかり掴み、カットサーブやスライスが面白いようにかかります。
5. まとめ:道具は最高のパートナー
ヨネックスのラケットは、プレーヤーの個性を引き出すための精密機械のようです。スピード重視ならボルトレイジ、回転とコントロールならジオブレイク。
まずは自分の得意なプレーを思い浮かべてみてください。コート上でヨネックス ソフトテニスラケットを振り抜いた時の爽快感は、あなたのテニスライフを間違いなく一段階上のステージへと連れて行ってくれるはずです。


コメント