「子供に何かスポーツをさせたいけれど、いきなり教室に通わせるのはハードルが高い」「公園での遊びがマンネリ化してきた」そんな悩みを持つ親御さんにぜひ試してほしいのが、自由な発想で楽しむ「ラケット遊び」です。
テニスやバドミントンといった枠に縛られず、道具を使って「狙った場所に飛ばす」という動作は、子供の空間把握能力や反射神経を劇的に刺激します。今回は、実際に我が家で試して大盛り上がりした遊び方や、上達のコツ、おすすめの道具を実体験ベースでご紹介します。
意外と難しい?初めてのラケット遊びで直面した壁
我が家が最初に挑戦したのは、市販の安価なバドミントンセットでした。しかし、意気揚々と公園へ繰り出したものの、5歳の息子はシャトルにラケットを当てることすらままなりませんでした。
「当たらないからつまんない」
そう言ってすぐにラケットを投げ出してしまった息子を見て、私は教え方を間違えたと痛感しました。大人が考える「スポーツ」を押し付けてしまったのです。そこから、遊びのハードルを徹底的に下げる工夫を始めました。
段階別!飽きさせないための「体験型」ステップアップ術
ステップ1:家の中で「風船テニス」
まず導入として最高だったのが、風船を使った室内テニスです。風船は落下速度が遅いため、子供がボールの軌道をじっくり観察できます。
ラケットも最初は本格的なものではなく、段ボールを丸く切って手作りしたものや、100均のプラスチック製のものを使いました。これだけで「当たった!」という成功体験を積み上げることができます。
ステップ2:ネットを使わない「地面転がし」
外遊びに移行した際、いきなり打ち合うのではなく「地面を転がすホッケー形式」に変えてみました。空振りによるストレスが減り、ラケットの面にボールを当てる感覚を養うのに最適でした。この時、少し重みのあるテニスボールよりも、柔らかいスポンジボールの方が、当たりどころが悪くても遠くに飛んでいかないため、拾いに行く親の負担も減ります。
ステップ3:的当てゲームで「狙う」楽しさを
ある程度当たるようになったら、空のペットボトルを並べて的当てゲームを開催しました。ただ打ち合うよりも「倒す」という明確な目標がある方が、子供の集中力は見違えるほど高まります。
体験してわかった!道具選びの重要性
「弘法筆を選ばず」と言いますが、子供にとって道具の重さとサイズは死活問題です。
最初は100円ショップのラケットでも十分ですが、少しラリーが続くようになってきたら、ジュニア専用のモデルに切り替えることを強くおすすめします。特に、ヨネックス ジュニア ラケットのような、グリップが細く軽量な設計のものは、子供の小さな手でもしっかりと振り抜くことができます。
また、意外なヒットだったのがマジックキャッチです。ラケットではありませんが、「飛んでくるものに反応する」という基礎練習として、遊びの中に組み込むとスムーズにラケット競技へ移行できました。
まとめ:ラケット遊びは「親子の対話」
ラケット遊びを通じて感じたのは、これが単なる運動ではなく、親子のコミュニケーションツールになるということです。「今の惜しかったね!」「今のフォーム、プロみたいだったよ!」という言葉がけ一つで、子供の顔つきが変わります。
上手に打つことよりも、まずは「道具を自分の体の一部のように操る楽しさ」を体験させてあげてください。週末の公園が、きっと今まで以上に充実した時間に変わるはずです。
まずは風船一袋から、最高のスポーツ体験を始めてみませんか?


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