「軟式テニスを始めたけれど、どのラケットが自分に合うのかさっぱりわからない…」「カタログを見ても、スペックの数字ばかりで実際の打ち心地がイメージできない」そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
私も初めて自分のラケットを買うときは、デザインだけで選んでしまい、実際にコートで打ってみたら「重すぎて振り抜けない」「ボールが全然飛ばない」という苦い経験をしました。ラケット選びは、単なる道具選びではなく、あなたの上達スピードとテニスの楽しさを左右する運命の選択です。
今回は、数多くのモデルを実際にコートで試打してきた私の「生の声」をベースに、失敗しないラケット選びのコツを徹底解説します。
自分のプレイスタイルを決めよう!前衛・後衛・オールラウンドの大きな違い
ソフトテニスは、前衛と後衛で役割がはっきり分かれているスポーツです。そのため、ラケットもそれぞれの役割をサポートするために設計が大きく異なります。
前衛:一瞬の判断を形にする操作性
前衛はネット際での素早いボレーやスマッシュが求められます。実際に使ってみて感じたのは、ヨネックス ボルトレイジ 7Vのような「トップライト(先が軽い)」設計のモデルの凄さです。
相手の鋭いパッシングショットに対しても、ラケットが吸い付くようにスッと出てくる感覚。操作性が良いと、それだけで守備範囲が広がったような安心感があります。
後衛:深いストロークを生むパワーと粘り
ベースラインから打ち合う後衛には、ヨネックス ジオブレイク 80Sのような「トップヘビー(先が重い)」モデルが心強い味方になります。
実際に振り抜いたとき、遠心力でラケットが勝手にボールを押し出してくれるような感覚があり、コートの深い位置に「グンッ」と伸びるボールが打てます。この一本の伸びが、相手のミスを誘う大きな武器になるんです。
オールラウンド:どちらもこなしたい贅沢なあなたへ
「まだポジションが決まっていない」「どっちもやりたい」という方には、ミズノ ディオス プロ-Cのようなバランス型がおすすめです。癖がない分、自分の技術を素直に反映してくれます。
スペック表には載っていない「打球感」のリアル
ラケットを選ぶとき、重さや面の大きさと同じくらい大切なのが「打球感」です。これは実際に打ってみないとわからない部分ですが、大きく分けて2つのタイプがあります。
「弾き」重視:スピードで圧倒したい
ボールを当てた瞬間に、トランポリンのようにパチンと弾き飛ばすタイプです。
私がヨネックス ボルトレイジ 5Sを試したときは、その初速の速さに驚きました。「自分の力以上にボールが飛んでいく」という感覚で、特に中学生や非力な女性でも鋭いシュートボールが打てるようになります。
「球持ち」重視:コントロールを極めたい
ボールが一瞬ラケットの面に食いつくような感覚があるタイプです。
ヨネックス ジオブレイク 70Vを使用すると、まるで手でボールを投げているような感覚でコースを狙えます。ドライブをかけてコート内に収めたい時、この「食いつき」があるかないかで、精神的な余裕が全く違ってきます。
失敗しないための購入アドバイス:ガットとテンションの魔法
意外と見落としがちなのがガット(ストリング)との相性です。
どんなに高級なラケットを買っても、ガットが合っていないと宝の持ち腐れ。私は以前、硬いラケットに高いテンションで張ってしまい、肘を痛めたことがあります。
- 初心者の場合: ヨネックス サイバーナチュラル シャープのような柔らかいガットを、25〜28ポンドくらいの低めのテンションで張ってみてください。驚くほど楽にボールが飛びます。
- 中級者の場合: 自分のスイングスピードが上がってきたと感じたら、徐々にテンションを上げてみましょう。コントロールが定まり、バチンという爽快な打球音に変わるはずです。
まとめ:最高の一本があなたを強くする
ソフトテニスのラケット選びに「正解」はありませんが、あなたの「今の感覚」にフィットするものは必ずあります。
カタログの数値も大切ですが、最終的には「このラケットで打った時の音が好き」「この振り抜きが気持ちいい」という自分の感覚を信じてみてください。お気に入りの一本、例えばヨネックス ジオブレイク 50シリーズなどを手にすれば、練習に行くのがもっと楽しみになり、結果として上達も早まります。
この記事を参考に、ぜひあなたにとっての「運命の一本」を見つけてください。コートで最高のプレーができることを応援しています!


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