「そろそろ新しい相棒に買い替えたいけれど、スペック表だけ見ても何が違うのかサッパリ……」そんな悩みを持つ方は少なくありません。2026年、主要メーカーから続々と新作がリリースされ、テニス界は空前の「低振動・高反発」時代に突入しました。
今回は、実際にコートに立ち、最新モデルを手に取って数時間打ち込んできた私の生の体験をもとに、注目の新作ラケットを忖度なしでレビューします。カタログ値だけでは伝わらない、インパクトの瞬間の「音」や、腕に伝わる「余韻」まで深掘りしていきましょう。
2026年のトレンド:ハイテク素材が変える「打球感」の正体
今年の新作を一言で表すなら「プレイヤーへの優しさ」です。これまではパワーを求めれば腕への負担が増え、コントロールを重視すれば球威が落ちるのが常識でした。しかし、今年の新作テニスラケット 2026年モデルたちは、航空宇宙産業レベルのカーボン素材や、進化した制振ポリマーを搭載することで、これらを高次元で両立させています。
【体験レポ】話題の新作、実際に打ってみた感想
1. 爆発的な加速:ヨネックス EZONE 2026
コートに入って最初に手にしたのが、進化を遂げたヨネックス EZONEの最新作です。
- 体験インプレ: 軽く振り抜いただけで、ボールが勝手に「飛んでいってくれる」感覚に驚きました。特にオフセンター(芯を外した時)の寛容さが凄まじく、少し差し込まれたバックハンドの返球が、相手のベースライン深くに突き刺さった時には思わず笑みがこぼれました。
- ここがリアル: 前作に比べて、インパクト時の「硬さ」が取れ、しなやかな粘りを感じます。金属的な高い音よりも、少し落ち着いた、中身の詰まった音がします。
2. 万能の極み:ヘッド スピード MP 2026
次に試したのは、黄金スペックの代名詞ヘッド スピードシリーズ。
- 体験インプレ: どんなショットでも80点以上のクオリティを出せる、まさに「優等生」です。スピンの掛かり具合も良好で、エッグボールのような軌道を自然に描けます。
- ここがリアル: 長時間の練習でも腕が疲れにくいのが最大の特徴です。試合後半、足が止まり始めた場面でも、ラケットの操作性の良さがミスをカバーしてくれる心強さがありました。
3. クラシックと進化の融合:ウィルソン ブレード V10
コントロール志向のプレイヤーが待ち望んだウィルソン ブレードの記念すべき新世代モデル。
- 体験インプレ: 「自分の手でボールを運んでいる」というダイレクトな感覚は健在。ネットプレーでのタッチの繊細さは、やはりこのシリーズならではの特等席です。
- ここがリアル: これまでのブレードは「難しい」という印象がありましたが、V10はしなり戻りが速く、非力なプレイヤーでも十分な球威を出せるようになっています。
スペック比較表(数値で見る最新モデル)
| モデル名 | フェイス面積 | 重量 | バランス | ストリングパターン |
| EZONE 100 | 100 sq.in | 300g | 320mm | 16×19 |
| Speed MP | 100 sq.in | 300g | 320mm | 16×19 |
| Blade 98 | 98 sq.in | 305g | 320mm | 16×19 |
「どれを買うべき?」タイプ別診断
実際に試打した感触から、あなたに最適な一本を提案します。
- 「パワー不足に悩んでいる」「楽に勝ちたい」なら:迷わずバボラ ピュアドライブやヨネックス EZONEを選んでください。ラケットが仕事をしてくれる快感は、一度味わうと戻れません。
- 「狙ったところに精密に打ち込みたい」なら:ウィルソン ブレードやダンロップ CXシリーズ。自分のスイングがそのままボールに反映される楽しさを追求できます。
- 「怪我が心配」「心地よい打球感を重視する」なら:振動吸収に特化したプリンス ファントムやヘッド スピードが、あなたのテニス寿命を延ばしてくれるはずです。
最後に:ラケット選びの「落とし穴」を回避するために
新作が発表されると、どうしても最新機能に目を奪われがちですが、一番大切なのは「自分の今のスイングに合うか」です。スペック数値だけでは決して分からない「振り抜きの心地よさ」を重視してください。
もし迷ったら、まずはテニス 試打セットを利用して、自分のホームコートで打ってみることを強くおすすめします。
2026年の新作たちは、あなたのテニスを確実に一段階上のレベルへと引き上げてくれるポテンシャルを秘めています。新しい相棒とともに、次の週末のコートに立つのが楽しみで仕方なくなる——そんな一本に出会えることを願っています。


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