ソフトテニスを始めて少し経つと、必ずぶつかるのが「ラケットのサイズ選び」という壁です。カタログを見ても「UL1」や「UXL0」といった謎の暗号が並んでいて、どれが自分に合うのかさっぱり分かりませんよね。
私もかつては「軽い方が楽だろう」と安易に考えて失敗した経験があります。しかし、最終的にたどり着いた「UL1」というスペックは、多くのプレイヤーにとっての「黄金比」だと確信しています。今回は、実際にボルトレイジやジオブレイクを使い込んできた私の実体験を交え、UL1の真実を語り尽くします。
なぜ「UL1」は中級者への登竜門と言われるのか
結論から言うと、UL1は「軽すぎず、重すぎない」絶妙なバランスを保ったサイズです。UL(ウルトラライト)は重量規格で約231〜245gを指し、「1」はグリップの太さを表します。
私が初心者の頃に使っていたUXL(さらに軽いモデル)からエフレーザーのUL1に持ち替えたとき、最初に感じたのは「打球の伸び」の違いでした。軽いラケットは振り抜きこそ良いものの、相手の速いサーブや重いストロークに対して、インパクトの瞬間に面がブレてしまう感覚がありました。
しかし、UL1にしてからは、ラケット自体の重みがボールに伝わり、こちらがフルスイングしなくても「勝手にボールが飛んでいく」感覚を手に入れることができたのです。
体験してわかった、UL1のメリットと意外な盲点
メリット:ボレーの安定感とストロークの威力
前衛・後衛どちらも経験しましたが、UL1の最大の恩恵は「打ち負けないこと」です。特にネット際でのボレーでは、相手の強打をブロックする際に、UXLでは弾かれていたボールが、UL1ならグッとこらえてコントロールできる。この安心感は試合において非常に大きな武器になります。
デメリット:後半の疲労感には注意
正直に言うと、試合が5セット目、7セット目と長引いてくると、腕にくる疲労感はUXLより確実に増します。「今日は調子が悪いな」と感じる日は、このわずか15g程度の差が、スイングスピードの低下として現れることもありました。
グリップサイズ「1」の馴染みやすさ
グリップの「1」は標準的な太さですが、ここにもこだわりがあります。私は少し手が大きい方なので、ヨネックス ウェットスーパーグリップを2重に巻いて調整しています。
逆に手が小さいジュニア選手や女性なら、ミズノ ガチグリップのような薄手のものを巻くことで、UL1のスペックを維持したまま自分専用のフィット感を作ることが可能です。この「調整のしやすさ」も、標準的な1番ならではのメリットと言えるでしょう。
【結論】あなたがUL1を選ぶべきタイミング
もし今、あなたが「もっと力強いボールを打ちたい」「相手の球に押し負けたくない」と感じているなら、迷わずUL1を選択肢に入れてください。
- 中学2年生以上で、部活に慣れてきた。
- ナノフォースのような名器から現行モデルへの買い替えを検討している。
- 操作性も欲しいが、何よりシュートボールの威力を上げたい。
これらに当てはまるなら、UL1はあなたのプレーを次のステージへ引き上げてくれるはずです。スペック選びで迷う時間はもったいない。信頼できるソフトテニスラケットを手に取って、コートでその違いを体感してみてください。


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