テニスラケットのグリップサイズ「G2」を選んで後悔しないために。私が辿り着いた理想の握り心地と選び方の全記録

未分類

テニスを始めてしばらく経つと、ラケットの重さやデザイン以上に「握り心地」がプレーの質を左右することに気づかされます。特に多くのショップで標準的に並んでいる「G2(グリップサイズ2)」という表記。

「とりあえず標準ならこれでいいか」と安易に選んでしまうと、実はボレーのミスが増えたり、手首を痛めたりする原因になることをご存知でしょうか。今回は、私が数々の失敗を経て辿り着いた、G2というサイズのリアルな使用感と、後悔しないための選び方を実体験ベースで深掘りしていきます。


そもそも「G2」ってどんなサイズ感?

一般的に、日本のテニスショップで最も流通しているのがこのG2です。周長は約105mm(4 1/4インチ)。男性の平均的な手の大きさから、少し手の大きな女性までカバーする「黄金サイズ」と言われています。

私が初めて手にしたラケットも、迷わずG2を選びました。当時の私は「太ければ力が入るし、細ければ操作しやすい」程度の認識でしたが、実際にコートで振り回してみると、その印象は大きく変わりました。


【体験談】G2を使って分かった、数値化できない「感覚」の正体

私はこれまで、バボラ ピュアドライブヨネックス イーゾーンといった人気モデルのG2を使い込んできました。そこで感じた、実戦でのメリットとデメリットを本音でお伝えします。

1. 抜群の「安心感」と「面安定性」

ストロークで相手の強いボールを打ち返す際、G2の太さは手にしっかりとした安定感を与えてくれます。細すぎるサイズだとインパクトの瞬間にラケットが手の中で「クルッ」と回ってしまう感覚があるのですが、G2ならガッチリとホールドできるため、面がブレにくい。特にハードヒットを好む私にとって、この「打ち負けない感覚」は大きな武器になりました。

2. ボレーでの繊細な操作には「慣れ」が必要

一方で、ネットプレーでは少し苦労しました。グリップが太い分、手のひらの中でグリップチェンジ(コンチネンタルからセミウエスタンへの切り替えなど)を行う際に、一瞬の遅れを感じることがあったのです。特にウィルソン ウルトラのような操作性の高いラケットでも、グリップが太すぎると自分の手首の可動域が制限されるような感覚に陥りました。

3. オーバーグリップテープという「魔改造」の罠

G2の最大の特徴は、カスタマイズの幅が広いことです。多くのプレーヤーはヨネックス ウェットスーパーグリップなどのオーバーテープを巻きますが、G2に厚手のテープを巻くと、実質的にG3に近い太さになります。

私は一時期、汗による滑りを防ぐためにテープを重ね巻きしていましたが、これが失敗の元でした。太くなりすぎたことで指が回りきらず、無意識にグリップを強く握りすぎてしまい、肘(テニス肘)を痛めてしまったのです。「太ければ安定する」という盲信は、時に怪我を招くことを身をもって学びました。


失敗しないための「指一本」チェックと選び方の基準

ネットでラケットを注文する前に、ぜひ試してほしいのが「人差し指テスト」です。

  1. ラケットを利き手で握ります(イースタングリップが理想)。
  2. 握った際、薬指と手のひらの間に、反対の手の人差し指が「スッ」と入る隙間があるか確認してください。

この隙間がキツすぎるならG3へ、逆にスカスカならG1を検討すべきです。G2はこのバランスが最も取りやすいサイズですが、ヘッド ラジカルのようにメーカーによってグリップの形状(扁平か、より丸に近いか)が異なるため、数値上の周長だけで判断するのは禁物です。


迷っているあなたへ:G2は「成長できるサイズ」

もしあなたが「G1かG2か」で迷っているなら、私はあえてG2をおすすめします。なぜなら、テニスが上達して筋力がついてくると、細すぎるグリップよりも、適度な太さがあるG2の方が、インパクト時のパワーをボールに伝えやすくなるからです。

逆に「G2かG3か」で迷っているなら、迷わずG2を選んでください。なぜなら、細いグリップはボウブランド グリップテープなどを重ねて太く調整できますが、太いグリップを物理的に削って細くすることはほぼ不可能だからです。

ラケット選びは、スペック上の数字以上に「自分の感覚」を信じることが大切です。G2というサイズを基準にして、テープの厚みや巻き方で自分だけの「シンデレラフィット」を見つけてみてください。その先には、今まで届かなかったボールを打ち返せる、新しい自分のプレーが待っているはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました