テニスにおいて、道具選びは技術と同じくらい重要です。特に現代テニスのトレンドである「高い弾道で落ちるエッグボール」を打ちたいと考えている方にとって、VCORE 100は避けては通れない選択肢でしょう。
カタログスペックだけでは分からない、実際のコートで感じた「生の声」をベースに、このラケットがあなたのテニスをどう変えるのかを徹底解説します。
振り抜いた瞬間に確信した「圧倒的な回転量」
最初にコートで一振りしたとき、真っ先に感じたのは空気抵抗の少なさです。YONEX独自のエアロダイナミクス形状のおかげか、スイングスピードが自然と一段階上がったような感覚に陥ります。
特に恩恵を感じたのは、追い込まれた時のカウンターです。
- 足元に沈められたボールを掬い上げる際、手首の返しだけで驚くほど急激にボールが変化します。
- ベースライン際で「アウトか?」と思ったショットが、まるで磁石に吸い寄せられるようにストンとコート内に落ちる。この安心感は、VCORE 100ならではの武器と言えます。
3ヶ月間の使用で気づいた「打球感」の意外な変化
一般的にスピン系ラケットは打球感が硬くなりがちですが、VCORE 100には独特の「粘り」があります。
最初は少し弾きが強すぎると感じた時期もありましたが、ストリングをポリツアーレブに変更したことで、ホールド感が劇的に向上しました。
- フラットドライブで攻める時: 芯を食った時の爽快感は抜群で、ボールを潰して飛ばす感覚が手にダイレクトに伝わります。
- ボレーでの安定性: 100平方インチのフェイスサイズとフレームの剛性が相まって、相手の強打に負けて面がブレることがほとんどありませんでした。
VCORE 100を120%活かせるのはこんなプレイヤー
実際にシングルスの試合で使用し続けた結果、このラケットは単なる「スピン用」に留まらない汎用性があることに気づきました。
- ストロークで主導権を握りたい人: 高い軌道で相手をベースライン後方に下げ、浅くなったボールを叩くスタイルに最適です。
- 肘への負担を気にする人: 以前使用していた旧モデルに比べ、振動吸収材の効果か、試合後の腕の疲労感が明らかに軽減されました。
- サーブでバリエーションを増やしたい人: スライスサーブの曲がり、スピンサーブの跳ね具合が目に見えて変わります。
結論:このラケットは「武器」になる
VCORE 100は、プレイヤーの意思を忠実にボールへ伝える精密機械のようなラケットです。もちろん、パワーがある分、力みすぎるとバックアウトしやすくなる一面もありますが、それを差し引いても「スピンで相手を圧倒する」という体験は、一度味わうと病みつきになります。
自分のショットに「あと一伸び」の威力が欲しいなら、迷わずバッグに入れるべき一本です。
この記事が、あなたの次のパートナー選びの参考になれば幸いです。もし具体的なカスタマイズ方法や、他のモデルとの詳細な比較に興味があれば、いつでもお伝えしますよ!


コメント