【プロ直伝】バドミントンラケットが濡れた時の対処法!放置厳禁の理由と正しい乾燥・保管術

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「練習の帰り道、突然の豪雨でバッグの中までびしょ濡れに…」「夏の体育館、自分の汗がグリップを伝って滴り落ちている…」バドミントンを続けていれば、誰もが一度は「ラケットを濡らしてしまう」というトラブルに直面します。

結論からお伝えすると、濡れたラケットを「たかが水だし、放っておけば乾くでしょ」と放置するのは絶対にNGです。放置はラケットの寿命を縮めるだけでなく、プレーの精度を著しく下げ、最悪の場合は大切な相棒をゴミ箱行きにしてしまいます。

今回は、数々の失敗を乗り越えてきた経験から、ラケットが濡れた際の正しいケアと、絶対にやってはいけないNG行動を徹底解説します。


なぜバドミントンラケットが濡れるとマズいのか?

ラケットは精密機器のようなものです。水分が引き起こすリスクを正しく理解しましょう。

ガット(ストリング)が「死ぬ」

現在の主流であるナイロンガットは、水分を含むとわずかに膨張し、乾燥する過程で縮みます。この変化が「テンションの低下」を招きます。濡れた後にそのまま乾かしたラケットで打ってみてください。パチン!という爽快な打球音は消え、ボフッという湿った音に変わっているはずです。

カーボンフレームの劣化と塗装剥げ

カーボン自体は水に強い素材ですが、問題は「接続部」や「塗装」です。グロメット(ガットを通す穴)の隙間に水が入り込むと、フレームの内側から腐食やカビの原因になります。また、濡れた状態でバッグに押し込むと、摩擦で塗装がペリペリと剥がれやすくなるのも痛いポイントです。

最も厄介な「グリップ」のカビと悪臭

実体験として一番キツいのがこれです。特にタオルグリップを使用している場合、水分を吸ったまま放置すると翌日には異臭を放ちます。また、元グリップ(レザー)まで浸水すると、中の木材が腐ってしまい、ラケットの重心バランスが変わってしまうことすらあります。


【実体験】濡れた時にすぐやるべき「3ステップ救済法」

もし大切なラケットが濡れてしまったら、1分1秒でも早く以下の処置を行ってください。

1. タオルで水分を「吸い取る」

まずはマイクロファイバータオルなど、吸水性の高い布で全体の水分を拭き取ります。この時、ゴシゴシ擦るのではなく、優しく押し当てるようにして水分を吸わせるのがコツです。特にグロメット付近は水が溜まりやすいので、入念にチェックしてください。

2. グリップテープを思い切って剥がす

「まだ巻いたばかりだから…」という未練は捨てましょう。表面が濡れているということは、中の木材まで水分が浸透する一歩手前です。すぐにオーバーグリップを剥がし、中の状態を確認してください。もし中まで濡れていたら、アンダーラップも外して、木製ハンドル部分を露出させて乾かすのが正解です。

3. 風通しの良い日陰で「自然乾燥」

ここが最大の注意点です。**絶対にドライヤーの熱風を当てないでください。**カーボンの特性上、急激な熱変化はフレームの歪みや強度の低下を招きます。部屋の中で扇風機の風を当てるか、風通しの良い日陰に立てかけてじっくり乾かしましょう。


現場で役立つ!雨の日の予防策と便利グッズ

そもそも濡らさない工夫も大切です。多くのプレーヤーが実践している対策を紹介します。

防水性能の高いバッグを選ぶ

雨の日の移動が多いなら、エナメル素材やターポリン素材のラケットバッグが心強い味方になります。布製のバッグは一見丈夫そうでも、縫い目から容赦なく浸水してくるからです。

突然の雨には「ゴミ袋」が最強

遠征中、どうしても雨の中を歩かなければならない時、私はバッグの中に特大ポリ袋を常備しています。バッグごと袋に入れて口を縛れば、どんな豪雨でも中身は守れます。見た目は少し不格好ですが、背に腹は代えられません。

バッグの中に乾燥剤を忍ばせる

日常的な湿気対策として、ラケットケースの中にシリカゲル(乾燥剤)を入れておくのも効果的です。梅雨時期の体育館は湿度80%を超えることも珍しくありません。常にケース内の環境を整えておくことが、ガットのテンション維持に直結します。


まとめ:愛着を持ってケアすることが勝利への近道

バドミントンラケットは、決して安い買い物ではありません。そして、あなたと一緒に戦う唯一無二のパートナーです。濡れてしまった時に「あぁ、面倒だな」と思うか、「しっかりケアしてあげよう」と思うか。その差は、コート上でのパフォーマンスに必ず現れます。

もし、乾かした後に打球感に違和感(妙に響く、飛ばないなど)があれば、それはガットが寿命を迎えたサインです。早めにバドミントンガットを張り替えて、ベストな状態で次の試合に臨みましょう。

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