「テニス人生が変わる」という噂を耳にして、千葉県流山市にある「ラケットマイスター」の門を叩きました。ストリンガーの村井忠幸氏は、ヨネックスのメイビスなど世界のトップシーンで活躍してきた伝説的な職人です。結論から言えば、村井氏に張り替えてもらったラケットを握った瞬間、これまで自分が使っていたものは一体何だったのかと、衝撃を受けることになりました。
多くのテニスプレイヤーが抱える「打球感が安定しない」「肘や手首に違和感がある」という悩み。その解決策は、新しいラケットに買い換えることではなく、村井氏のような「真のプロフェッショナル」にガット張りを委ねることにあるのかもしれません。
なぜ「ラケットマイスター村井」は特別なのか?
一般のテニスショップとラケットマイスターの決定的な違いは、単にガットを張るだけではない「トータル診断」にあります。村井氏は、持ち込まれたラケットを手に取ると、まずフレームの歪みや個体差をミリ単位で測定します。
同じVCOREやEZONEであっても、製造上の微細なスペック差が存在します。村井氏はその個性を瞬時に見抜き、プレイヤーの筋力、スイングスピード、そして「どういうテニスがしたいか」という抽象的な希望を、具体的なテンション数値と張り方に落とし込んでいきます。
実際に依頼して驚いた「3つの変化」
私が実際にポリツアープロを張ってもらった際に感じた、リアルな体験談をお伝えします。
1. スイートスポットが広がったような安心感
コートに立って最初にボレーを打った際、中心を少し外してもボールがしっかりと押し返される感覚に驚きました。村井氏の張りは、フレームへの負担を最小限に抑えつつ、面圧が均一になるよう計算し尽くされています。これにより、ラケット本来の性能が120%引き出されている実感がありました。
2. 「振動」が「情報」に変わる
不快な微振動が消え、代わりに「ボールが今どこに当たって、どう潰れているか」という確かな感触が手のひらに伝わってきます。これは、怪我の予防だけでなく、ショットの精度向上に直結します。
3. テンション維持率の高さ
驚くべきは、数週間使い込んでも打球感が大きく崩れないことです。多くのショップでは、張り上がり直後から一気にテンションが落ちますが、村井氏の技術で張り上げられたガットは、まるで命が宿ったかのように安定した弾きを維持してくれました。
依頼を検討している方へ
店舗は千葉県流山市にありますが、遠方のプレイヤーでも郵送での依頼が可能です。予約が混み合っていることも多いですが、待つ価値は十分にあります。
もし、あなたが今テニスラケットの買い替えを検討しているのなら、その前に一度、村井氏に今のラケットを預けてみてください。道具に対する価値観が、180度変わるはずです。
「弘法筆を選ばず」と言いますが、現代のテニスにおいては「道具を極限まで整えること」こそが、上達への最短ルートです。ラケットマイスター村井の技術は、まさにそのための魔法と言っても過言ではありません。


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