【卓球ラケットの重量選び】重さで変わる威力と操作性。初心者から上級者まで納得の目安を徹底解説!

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「あと5g軽ければ振り切れるのに…」「ラケットを重くしたらボールが軽くなったと言われた」。卓球を続けていると、必ずぶつかるのが重量の壁です。ラケットの重さは、単なる数字ではありません。それはあなたの打球スピード、回転量、そして試合終盤のスタミナにまで直結する生命線です。

私自身、かつて威力不足に悩み、安易に重いラケットに変えたことがあります。結果、ドライブの威力は上がったものの、咄嗟のバックハンドの切り返しが間に合わず、さらには手首を痛めるという苦い経験をしました。この記事では、そんな私の失敗談と数多くの試行錯誤から得た、後悔しないための重量選びの極意を余すことなくお伝えします。


なぜ「数グラム」の差がプレーを劇的に変えるのか

卓球ラケットの平均的な重量は、シェークハンドであれば85g前後が一般的です。しかし、ラバーを両面に貼れば総重量は170g〜190gにまで達します。この中のたった5g、10gの差が、時速100kmを超えるラリーの中では驚くほど大きな違和感となって現れます。

重いラケット(目安:85g〜95g以上)の真実

重いラケットの最大の魅力は「球の重さ」です。物理的に質量があるため、相手の強打に対しても面がブレず、威力のあるボールを打ち返すことができます。私がSK7クラシックのような重めのラケットを使っていた時期は、ブロックの安定感が格段に増し、カウンターが面白いくらいに決まりました。

しかし、代償もあります。遠心力が強くかかるため、一度振ると戻りが遅くなります。特に前陣での高速ラリーでは、腕がついていかない感覚に陥ることが多々ありました。

軽いラケット(目安:75g〜85g未満)の可能性

一方で、軽いラケットは「操作性の魔法」をかけてくれます。振り抜きが良くなるため、スイングスピード自体が向上し、結果として回転量が増えるケースもあります。特にジュニア選手やレディース選手、あるいはピッチの速さで勝負する前陣攻守型には強力な武器になります。

ただし、軽いと相手の威力に押されやすくなります。私がライトネスのような軽量モデルを試した際は、レシーブのコントロールは抜群でしたが、中陣に下げられた時にボールを飛ばすのに非常に苦労しました。


【レベル・スタイル別】失敗しない重量の目安表

自分の筋力や技術レベルに合わない重さを選ぶと、フォームが崩れる原因になります。以下の表を一つの基準にしてみてください。

ターゲット推奨重量(木材のみ)理由とアドバイス
初心者・ジュニア75g 〜 82gまずは正しいフォームを身につけることが最優先。重すぎると手首だけで振る癖がつきます。
一般女子選手77g 〜 83g筋力との相談ですが、インナーフォース レイヤー ALCなどの軽量特殊素材も選択肢に入ります。
一般男子(攻撃型)85g 〜 90g最もバランスが良いゾーン。威力と操作性を両立させたいならこの範囲が理想です。
パワーヒッター90g以上筋力に自信があり、一撃でブチ抜きたい方用。怪我のリスクを理解した上での選択になります。

5g変えただけで「世界が変わった」私の実体験

ある時、私は83gのラケットから88gの個体へ買い替えました。わずか5g。料理で言えば小さじ一杯程度の差です。しかし、コートに立つとその差は歴然でした。

最初に感じたのは「安心感」です。これまでは相手のドライブに対してしっかり踏み込んで打たないと負けていたのが、当てるだけで質の高いボールが返るようになりました。一方で、試合のセットが進み、疲労が溜まってくると、ラケットの先端がわずかに下がってしまうことに気づきました。その数ミリのズレが、ネットミスを誘発します。

この経験から学んだのは、**「絶好調の時に振れる重さ」ではなく「疲れている時に振り切れる重さ」**を選ぶべきだということです。


重すぎる・軽すぎると感じた時の「禁断の調整術」

もし今使っているラケットが合わないと感じても、すぐに買い換える必要はありません。

  1. 重くしたい場合:サイドテープに重りを仕込む方法があります。特におすすめはパワーテープをラケットの先端側に貼ること。遠心力が増し、驚くほど打球感が力強くなります。
  2. 軽くしたい場合:ラケットを削るわけにはいきませんが、ラバー選びで調整可能です。例えば、厚さを「特厚」から「厚」にするだけで、両面合わせれば数グラムの軽量化になります。また、テナジー05FXのようなスポンジが柔らかいモデルは、一般的に軽量な傾向にあります。
  3. 重心を見直す:実は重さそのものより「重心」が重要です。グリップ寄りに重心があるラケットは、数値以上に軽く感じ、操作性が高まります。逆に先端重心(トップヘビー)は威力重視です。

まとめ:自分だけの「黄金の重量」を見つけよう

卓球ラケットの重量選びに「正解」はありません。あるのは「あなたに合うかどうか」だけです。

もし迷っているなら、まずは自分が今使っているラケットをキッチン秤で計ってみてください。ラバー込みで何グラムなのか。その数字を基準に、あと少し威力が欲しいなら+3g、もっと速く振りたいなら-3gを意識して、次の用具選びに活かしてみましょう。

あなたのスイングに吸い付くような、最高のパートナーが見つかることを願っています。

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