【完全版】フェデラー使用ラケットの歴代系譜と最新RF 01の衝撃|340gの「魔法の杖」を一般人が打ったリアルな体験談

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テニス界の生ける伝説、ロジャー・フェデラー。彼の流麗なシングルバックハンドや、触れるだけでエースになるようなボレーに憧れ、一度は「彼と同じラケットを使ってみたい」と思ったことがあるはずです。しかし、そこには「340g」という物理的な壁と、使った者にしかわからない至福の打感が存在します。

今回は、長年フェデラーモデルを愛用してきた筆者が、歴代のPro Staff RF97から最新のRF 01シリーズまで、その使用感を徹底的にレビューします。

フェデラーの代名詞:Pro Staff RF97 Autographという「聖遺物」

フェデラーの現役時代を支えたWilson Pro Staff RF97 Autographは、まさに彼専用の武器でした。スペックは驚異の340g。現代の黄金スペック(300g)に慣れたプレーヤーが持つと、一瞬「漬物石か?」と錯覚するほどの重量感です。

しかし、ひとたびスイングを開始すると、その重さは「安定感」へと姿を変えます。相手の150kmを超えるサーブに対しても、面をセットするだけでラケットが勝手に打ち返してくれるような感覚。この「面ブレのなさ」こそが、多くのファンが重さを承知でPro Staff RF97を握り続ける理由です。

【体験談】RF97を実際にコートで振り回してわかったこと

私が初めてWilson テニスラケットのRFモデルをコートに持ち出した時、最初に感じたのは「スライスの伸び」でした。当てるだけでボールが低く地を這い、相手の足元でピタッと止まる。自分の技術が一段階上がったような錯覚を覚えました。

また、ボレーのタッチも別格です。オフセンターで捉えても、ラケット自体の質量が衝撃を吸収してくれるため、繊細なドロップボレーが面白いように決まります。

ただし、代償もあります。試合が中盤に差し掛かると、340gの自重が腕にずっしりと効いてきます。疲れてスイングスピードが落ちると、途端にボールは飛ばなくなり、ネットにかかるミスが増え始めました。このラケットは、使い手に常に「完璧なフットワーク」と「振り切る覚悟」を要求してくるのです。

2024年、新たな伝説の幕開け:RF 01シリーズの衝撃

フェデラーが引退後、彼自身が「これからの自分のために」開発に携わったのがWilson RF 01シリーズです。

これまでのPro Staffの系譜とは一線を画す「SABRフレーム」を採用。空気抵抗を極限まで抑えた断面形状により、手に持った瞬間「あ、軽い、速く振れる」と確信できる設計になっています。

実際にRF 01 Proを試打してみると、これまでのRF97では難しかった「苦しい体勢からのスピン」が容易にかかることに驚きました。重量は320gと扱いやすくなりつつも、フェデラーらしいカチッとした打球感は健在。現代テニスのスピード感に、フェデラーの魂を融合させた、まさに次世代の相棒といえます。

結論:あなたはどちらの「RF」を相棒にするか?

もしあなたが、古き良きクラシックなテニス、つまり「重厚な打感」と「圧倒的な球威」を求めるなら、迷わずPro Staff RF97 v13.0を探すべきです。あのベルベットペイントの質感は、持っているだけで所有欲を満たしてくれます。

一方で、より攻撃的に、そしてもっと楽にフェデラーのようなスピード感を楽しみたいなら、最新のRF 01が最適解です。

どちらを選んでも、そのフレームの中にはロジャー・フェデラーのこだわりが詰まっています。彼のラケットを握るということは、ただの道具選びではなく、彼のテニス哲学を共有する体験そのものなのです。

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