使い古してガットがダルダルになったテニスラケットや、部活でボロボロになったバドミントンラケット。「これ、普通の燃えるゴミで出せるのかな?」とゴミ袋を片手に悩んだことはありませんか。
私も先日、大掃除でクローゼットの奥から10年選手のヨネックス バドミントンラケットが出てきた際、全く同じ壁にぶつかりました。結論から言うと、そのままでは「燃えるゴミ」にはなりませんが、ちょっとした工夫で自治体のルールを守りつつ、賢く処分することができます。
今回は、私が実際に試行錯誤した体験談をベースに、ラケットの正しい捨て方を徹底解説します。
1. そもそもラケットは何ゴミ?「30cmの壁」という厳しい現実
まず、自治体のゴミ分別ルールには「30cm(または50cm)ルール」というものが存在します。一辺の長さがこれを超えると、中身が何であれ自動的に「粗大ゴミ」扱いになってしまうのです。
一般的なラケットの長さを見てみましょう。
- テニスラケット:約68cm〜70cm
- バドミントンラケット:約67cm
どちらも余裕で30cmを超えています。つまり、何もせずにゴミ袋に入れようとしても、それは自治体ルール違反。私が住んでいる地域では、粗大ゴミとして出すのに1本400円の手数料がかかると言われました。
2. 【実体験】ラケットを「燃えるゴミ」として出すための解体術
「たった1本のラケットに400円払うのはちょっと……」と思った私は、自治体の清掃課に電話して聞いてみました。「これ、短く切ったら燃えるゴミでいいですか?」と。回答は「指定のゴミ袋に収まり、危険がない状態なら可燃(または不燃)ゴミでOK」とのこと。
そこで私が実践した、最小コストで処分する手順がこちらです。
ステップ1:ガットをすべてカットする
まずはハサミを使って、網目状のガットをすべて切り刻みます。これ、放置してフレームだけ切ろうとすると、ガットの張力でフレームが跳ねたりして危険なんです。パチン、パチンと切っていく作業は、意外とストレス解消になります。
ステップ2:フレームを「30cm以下」に切断する
ここが一番の難所です。木製なら楽ですが、最近の主流はカーボンやアルミ。金切のこぎりを持ち出して、ベランダでギコギコと切断しました。
- 注意点: カーボンの粉は吸い込むと体に良くないので、必ず防塵マスクを着用し、濡れ雑巾を用意して粉が舞わないようにするのが、経験者からのアドバイスです。
ステップ3:厚紙で保護してゴミ袋へ
切断した断面は鋭利で、ゴミ収集の方々が怪我をする恐れがあります。私は使い古したガムテープと厚紙で切り口をぐるぐる巻きにして、「ラケット(切断済み) 危険」とメモを貼ってゴミ袋に入れました。
3. 切るのが面倒!という人が選ぶべき第3の選択肢
正直、のこぎりでラケットを切るのは結構な重労働です。「そんな時間ないよ!」という方は、捨てる前に以下の方法を検討してみてください。
- リサイクルショップへの持ち込み:ウィルソン テニスラケットのような人気ブランドで、フレームにヒビが入っていなければ、数百円でも買い取ってもらえる可能性があります。「捨てるのにお金がかかる」のが「逆にお金がもらえる」に変わるメリットは大きいです。
- フリマアプリでの「まとめ売り」:1本だと送料負けしますが、ジュニア用ラケットなどは需要が高いです。
- スポーツ専門店の下取り:新しいラケットに買い換える予定があるなら、ゼビオなどの大型店で行っている下取りキャンペーンを利用するのが最もスマートです。
まとめ:あなたのラケット、最後はどう見送る?
ラケットを「燃えるゴミ」として出すには、30cm以下に解体するという「気合」が必要です。もし解体する道具や体力がなければ、素直に粗大ゴミ受付センターへ電話するか、リサイクルショップへ駆け込みましょう。
私が自力で切断して出したときは、終わったあとの達成感こそありましたが、正直「次は400円払って粗大ゴミに出そうかな……」と思うくらいには疲れました。
この記事が、あなたのクローゼットで眠る相棒の「最後」を決める参考になれば幸いです。


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