テニスやソフトテニス、バドミントンを愛するプレイヤーにとって、ラケットは単なる道具ではなく「相棒」のような存在です。しかし、地面との接触や不意の接触で、大切なフレームに傷がついてしまうのは避けられない悩み。私も以前、購入したばかりのラケットを地面に擦って塗装が剥げたとき、あまりのショックにその日の練習に身が入らなくなった経験があります。
そんな後悔を防ぐための必須アイテムが「ラケット保護テープ(エッジガード)」です。今回は、長年のプレイ経験から得た「本当に使えるテープ」の選び方や、初心者でもプロ級に綺麗に仕上げる貼り方のコツを伝授します。
なぜ保護テープが必要なのか?実体験から語るメリット
「保護テープを貼るとラケットが重くなるから嫌だ」という意見をよく耳にします。確かに微量な重量変化はありますが、それ以上に得られるメリットは計り知れません。
- フレームの寿命が劇的に伸びる:特にスライスや地面スレスレの球を拾うとき、ガードがあると心置きなくラケットを振れます。
- 売却時の査定に響く:新しいモデルに買い換える際、フリマアプリやショップで売却する場合、エッジの傷がないだけで査定額が数千円変わることも珍しくありません。
- 安心感というメンタル効果:これが一番大きいかもしれません。「傷ついても大丈夫」という安心感が、思い切ったプレーを引き出してくれます。
実際に使ってわかった!おすすめの保護テープ5選
数多くの製品を試してきた中で、特に信頼性の高かったものを厳選しました。
1. 王道の安心感:ヨネックス エッジガード5
迷ったらこれを選べば間違いありません。適度な厚みと高い粘着力があり、剥がしたときにノリが残りにくいのが最大の特徴です。カラーバリエーションも豊富で、どんなラケットにもマッチします。
2. ガード力重視なら:ミズノ エッジガード
ヨネックスに比べてやや厚手な印象です。ハードな練習を繰り返すジュニア選手や、とにかく傷をつけたくない方におすすめ。しっかりとしたクッション性があり、激しい接触からもフレームを死守してくれます。
3. 操作性を損なわない:ゴーセン エッジガード
「重くなるのが嫌だ」というこだわり派に選ばれているのがこれ。比較的薄型で、振り抜き感への影響を最小限に抑えられます。透明タイプを選べば、ラケットのデザインをそのまま活かせるのも嬉しいポイントです。
4. まとめ買いの定番:ヨネックス エッジガード3本分
1本ずつ買うよりもコスパが良く、頻繁に貼り替える人には必須。試合ごとに貼り替えて、常にフレッシュな状態を保ちたいプレイヤーに最適です。
5. シンプルにこだわりたい方へ:バボラ ラケットプロテクション
海外ブランドのラケットを使っているなら、デザインの相性が抜群です。耐久性が高く、粘着面も安定しているため、長期間の使用でも剥がれにくいのが魅力です。
失敗しない!保護テープを綺麗に貼るための3つの秘訣
「自分で貼るとシワになる」「すぐに端から剥がれてくる」という方は、以下の手順を試してみてください。
① 徹底的な「脱脂」
これが最も重要です。ラケットのフレームには手の油やホコリがついています。ウェットティッシュやアルコール綿で、貼る部分をしっかり拭き取ってください。これだけで粘着力が3倍は変わります。
② センター出しと引っ張り
まずテープの真ん中を確認し、ラケットのトップ位置に合わせます。そこから左右に向かって、**「少しだけ引っ張りながら」**空気を押し出すように貼っていきます。引っ張りすぎるとテープが細くなるので、「ピンと張る」程度がコツです。
③ ドライヤーで仕上げ
貼り終わった後、ドライヤーの温風を当てながら指でギュッギュと押し付けてみてください。熱を加えることで接着剤が安定し、カーブ部分のシワも馴染んで剥がれにくくなります。
疑問解決:保護テープでラケットのバランスは変わる?
結論から言うと、1〜2g程度重くなります。
「たった2g?」と思うかもしれませんが、ラケットの先端が重くなるため、スイングウェイトは数値以上に重く感じることがあります。
- パワーを強化したい人:むしろ先端が重くなることで遠心力が働き、力強い球が打ちやすくなります。
- 操作性を重視する人:なるべく薄手のタイプを選び、長さを少し短めにカットして貼ることで、重量増を最小限に抑えられます。
まとめ:ラケットは保護テープで守る時代
一度ついた傷は元に戻せませんが、保護テープ一枚でそのリスクは回避できます。私が以前、大切にしていたラケットを保護テープなしで使い、一瞬の接触でフレームが割れてしまった時の悔しさは今でも忘れられません。
大切な相棒と長く、最高のコンディションで戦うために。ぜひ自分にぴったりのラケット保護テープを見つけて、足元までしっかりガードしてあげてください。


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