スポーツショップのキラキラした棚に並ぶラケットたち。しかし、見た目の格好良さだけで選んでしまうと、いざ公式戦のコートに立った時に審判から「失格」を言い渡されるリスクがあることをご存知でしょうか。
実は私も初心者の頃、通販で安く手に入れたヨネックス バドミントンラケットを手に意気揚々と地域の市民大会へ向かいましたが、受付の用具検査で「検定シールがない」と指摘され、冷や汗をかいた苦い経験があります。せっかく練習してきた成果を出す前に、道具で躓くほど悲しいことはありません。
今回は、そんな私の失敗談やベテランプレイヤーたちの「体験」をベースに、主要ラケット競技のルールと、絶対に外さない選び方のコツを深掘りします。
1. 知らないと損をする「公式戦の鉄則」
多くの競技で共通しているのは、ラケットに「日本協会公認」のマークがついているかどうかです。例えば、バドミントンやソフトテニスでは、この小さなシールが「出場資格」そのものになります。
- メルカリや海外サイトの罠最近はフリマアプリで安価にテニスラケットを購入する方も多いですが、海外並行輸入品には日本の公認マークがついていないケースが多々あります。
- 「レジャー用」の限界ホームセンターで売られているラケットセットは、あくまで遊び用。これらはフレームの素材や重量バランスが競技ルール外であることが多く、上達してから「買い直し」になるため、最初から専門店で相談するのが結局は一番安上がりです。
2. 【競技別】審判はここを見ている!ルールの急所
卓球:ラバーの厚さと「色」のこだわり
卓球は特に道具のルールが厳しい競技です。
ある友人は、お気に入りのバタフライ 卓球ラバーを自分で貼り替えましたが、接着剤が厚く塗りすぎてしまい、試合前の厚さ測定器(4mm以内)を通らず、その場でラバーを剥がす羽目になりました。
また、現在は「赤・黒」以外のカラーラバーも認められていますが、裏面は必ず対照的な色(通常は黒)でなければならないという、色の組み合わせルールも要注意です。
テニス:振動止めとガットの魔法
テニスの場合、テニス 振動止めの位置にルールがあります。「ストリングの交差している外側」につけなければならず、内側につけていると厳格な審判には注意されます。
また、ガット(ストリング)が古くなって表面のコーティングが剥げたままプレーしていると、ボールに不自然な回転がかかると見なされることは稀ですが、それ以前に自分の肘を痛める原因になります。私はルキシロン テニスガットを3ヶ月放置して、見事にテニス肘を再発させました。
3. 失敗から学んだ「一生モノ」の選び方
これからラケットを新調するなら、以下の3ステップを自分に課してみてください。
- 「J.T.T.A.(卓球)」や「S.T.A.(ソフトテニス)」マークを必ず目視する通販で買う場合も、商品紹介文に「公認」の文字があるか、スポーツ用品店の正規品であるかを確認しましょう。
- グリップサイズは「細め」から試すオーバーグリップテープを巻くことで太く調整はできますが、元から太いものを細くすることはできません。私は無理して太いグリップを使い続け、手首を痛めた経験があります。
- お店の「試打」を恥ずかしがらずに活用するカタログスペックの「軽い」は、実際に振ってみると「トップヘビーで重く感じる」ことがあります。
まとめ:ルールは「公平に楽しむため」の羅針盤
ラケットのルールは、単なる規制ではなく、全員が同じ条件で実力を競うための優しさです。正しい知識とラケットケースで守られた相棒があれば、試合前の不安は自信に変わります。
もし、今持っているラケットがルールに適合しているか不安なら、一度お近くのショップで「これ、試合で使えますか?」と聞いてみてください。その一言が、あなたを最高のプレーへと導いてくれるはずです。
次は、あなたのラケットに最適なメンテナンス用品を選んで、長く大切に使い続けていきましょう。


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