「何か新しい趣味を始めたい」そう思った時、真っ先に候補に上がるのがラケットスポーツではないでしょうか。ネット越しにシャトルやボールを打ち合うあの爽快感は、他のスポーツではなかなか味わえない特権です。
しかし、いざ始めようとすると「テニスは難しそう」「バドミントンは場所がない」と悩んでしまうもの。今回は、私が実際にコートに立ち、汗を流して感じた「生の体験」をベースに、今から始めるべきラケットスポーツの魅力と、道具選びの落とし穴を徹底解説します。
1. 定番だからこその奥深さ「テニス」と「バドミントン」のリアル
まず検討したいのが、圧倒的な競技人口を誇るこの2つです。
テニス:大空の下で味わう開放感
初めて硬式テニスのラケットを握り、ボールをクリーンヒットした時の「パコーン!」という乾いた音。あれは中毒性があります。
- 体験の裏側: 最初の1時間は、ボールがどこへ飛んでいくか分かりません。ネットに突き刺さるか、ホームラン(場外)か。しかし、膝を使ってボールを運ぶ感覚を掴んだ瞬間、世界が変わります。
- 注意点: 意外と握力を使います。最初はテニス ラケットだけでなく、滑り止めのグリップテープもしっかり巻いておくのが、手のひらのマメを防ぐコツです。
バドミントン:見た目以上の「超」ハードワーク
「公園のレジャー」だと思って体育館の練習に参加すると、開始10分で膝が笑います。
- 体験の裏側: シャトルの初速は新幹線並み。それをネット際で優しく落としたり、スマッシュで叩き込んだりする緩急がたまらなく面白い。
- 道具のリアル: 体育館の床は滑りやすいため、専用のバドミントンシューズは必須です。これがないと、捻挫のリスクが跳ね上がります。
2. 実は今、最もアツい?「ピックルボール」と「パデル」の衝撃
「テニスはコートが広すぎて走れない」という私のようなタイプに衝撃を与えたのが、これらの新興スポーツです。
ピックルボール:アメリカ発の「ちょうどいい」スポーツ
プラスチック製のボールを、少し大きな卓球のラケットのような「パドル」で打ち合います。
- 体験の裏側: ネットが低く、コートが狭いため、ラリーがとにかく続きます。5分もすれば試合形式で遊べるようになり、「あ、自分スポーツできるかも」という自己肯定感が爆上がりします。
- 必須アイテム: 軽いピックルボール パドルさえあれば、あとは動きやすい服装だけでOKです。
パデル:壁まで味方にする戦略ゲーム
強化ガラスと金網に囲まれたコートでプレーするパデルは、まさに「テニスとスカッシュのハイブリッド」です。
- 体験の裏側: 自分の後ろを通り過ぎたボールが壁に跳ね返り、それを打ち返す。この「二度目のチャンス」があることで、運動神経に自信がなくても頭脳プレーで勝てるのが快感です。
3. 「網(ガット)」へのこだわりが上達への近道だった
どのスポーツにも共通して言えるのは、ラケットの「網(ガット)」の状態がプレーを左右するということです。
初心者の頃、私は中古の安いラケットをそのまま使っていました。しかし、コーチに勧められてテニス ガットやバドミントンのストリングを張り替えてみたところ、驚くほどボール(シャトル)が飛ぶようになったのです。
- 失敗談: ガットが緩んでいると、無駄な力が必要になり、肘を痛める原因になります。最初から高価なヨネックス ラケットを買う必要はありませんが、糸のテンションだけはスポーツ店でチェックしてもらうことを強くおすすめします。
4. 最後に:体験して分かった「続く人」と「辞める人」の差
多くのスポーツコミュニティを見てきて分かったことがあります。長く続く人は、「道具から入る」のを半分に抑え、「快適さ」に投資している人です。
夏の屋外テニスならスポーツサングラスで目を守り、冬の体育館ならスポーツタオルと着替えを怠らない。こうした小さな準備が、次の練習へのモチベーションに繋がります。
まずはネットの向こう側にいる相手と、一本のラリーを続けること。そのシンプルな喜びに、あなたもきっと虜になるはずです。
次はどのラケットを握ってみますか?まずは近くのレンタルコートを予約することから、新しい日常を始めてみましょう。


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