「パパ、お外行きたい!」雨の日の午後に繰り返されるこのフレーズ。外は土砂降り、でも子供の体力は有り余っている……。そんな絶望的な状況を救ってくれたのが、キッチンに転がっていたAmazonの空き箱でした。
今回は、私が実際に息子と試行錯誤して辿り着いた、大人も本気で遊べる「最強の段ボールラケット」の作り方と、家の中をスタジアムに変える遊びのコツを徹底解説します。
準備するのは「ゴミ箱行き」だったアイツだけ
工作といっても、凝った道具は必要ありません。今回メインで使うのは、厚手の段ボールです。スーパーでもらえるキャベツの箱や、段ボール 100サイズ程度のしっかりした厚みがあるものが理想的です。
あわせて用意したいのが、以下の三種の神器。
実録!10分で完成する「黄金のラケット」製作工程
実際に作ってみて痛感したのは、「見た目よりも強度」だということです。テニスラケットの形に1枚だけ切り抜くと、子供の全力スマッシュ一発で首から「ポキッ」といきます。
- 二枚重ねが絶対条件まず、本物のテニスラケットを段ボールの上に置き、ペンで縁取ります。これを「2枚」切り出してください。この2枚を重ねて強力両面テープで貼り合わせるだけで、強度は3倍以上になります。
- グリップに「魂」を込める持ち手部分は、そのままでは薄くて手が痛くなります。余った段ボールの端切れを細長く切り、グリップ部分に巻き付けて太さを出しましょう。仕上げにグリップテープ(テニス用)を巻くと、もはや段ボールとは思えない握り心地になります。これ、子供のテンションが一番上がるポイントです。
- エッジをなめらかに段ボールの切り口は意外と鋭いもの。私は紙やすりで軽く角を落としました。これだけで「工作感」が消え、プロ仕様のオーラが漂います。
実際に遊んでわかった「風船最強説」
完成したラケットを手に、最初はスポンジボールで遊んでみました。しかし、室内だと勢いがつきすぎて棚の置物が危機に。
そこで辿り着いたのが、風船です。
段ボールラケットの面積が広いため、ふわふわ浮く風船との相性が抜群。空振りが少なくなるので、4歳の息子でも30回以上のラリーが続きました。「パパ見て!続いてる!」と目を輝かせる姿を見て、たかが段ボール、されど段ボールだと実感した瞬間です。
体験者が語る、さらに盛り上げるための裏技
ただ打ち合うだけでは飽きてしまいます。そこで我が家が導入したのが「得点ボード」です。
段ボールの端切れに10点、50点、100点と書き、壁に貼り付けます。ラケットで風船を打ち込み、的に当てたら得点。
さらに、試合を盛り上げるためにホイッスルを用意しました。ピーッと鳴らして試合開始。これだけで、リビングが一気にセンターコートのような緊張感に包まれます(笑)。
まとめ:最高の遊びは「作る過程」から始まっている
市販のおもちゃ ラケットセットを買えば、もっと綺麗で丈夫なものが手に入ります。でも、一緒に段ボールの向きを考え、「ここを補強しよう」と話し合い、自分だけのロゴを描いたラケットには、100円では買えない価値がありました。
遊び終わった後、ボロボロになったラケットを「今日は楽しかったね」と眺める時間。そんな体験を、ぜひ今週末、お子さんと一緒に味わってみてください。
もし、段ボールを切るのが少し大変そうなら、段ボールカッターを使うと、安全かつスルスルと切れるのでおすすめですよ。


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