「部活を始めるけど、最初から3万円のラケットは手が出ない」「趣味で再開したいけど、安かろう悪かろうは嫌だ」……そんな悩み、実は私もかつて経験しました。
テニスやバドミントンのラケット選びで、誰もが一度は「安いラケット」の壁にぶつかります。ネットで見つけた5,000円の格安品を買って、たった1ヶ月でフレームが歪んで後悔した苦い記憶も今は良い勉強です。
この記事では、私が実際に10本以上の低価格モデルを打ち比べ、現在はスクール仲間にも勧めている「本当に使える安いラケット」の選び方と、2026年現在、最高にコスパが良いと確信しているモデルをご紹介します。
安いラケット選びで絶対に外せない3つのチェックポイント
まず、単に「価格が低い」ことと「コスパが良い」ことは全く別物です。私が身をもって学んだ、失敗しないための条件を整理しました。
1. 「型落ちモデル」を狙うのが賢者の選択
最新モデルが出た直後の、1世代前を狙うのが最も効率的です。例えばヨネックス アストロクスシリーズなどは、新作が出ると旧作が40%オフ近くまで下がることがあります。素材自体は1〜2年で劇的に変わるものではないので、プロスペックを安く手に入れる最大のチャンスです。
2. 素材は「フルカーボン」一択
3,000円程度のアルミ製ラケットは、正直に言って「レジャー用」です。本格的に上達したいなら、最低限ウィルソン ウルトラのようなエントリー向けのフルカーボン製を選びましょう。軽さと振動吸収性が段違いで、翌日の肘や肩の疲れが驚くほど軽減されます。
3. ガット(ストリング)で調整する
安いラケット本体に、少しだけ良いガット、例えばヨネックス BG66アルティマックスなどを張ってみてください。これだけで、1万円台のラケットが2万円台の打球感に化けます。本体代を抑えた分、ここだけは贅沢するのが私の裏技です。
【実録】私が実際に打って感動した「コスパ最強」モデル
ここからは、実際にコートで数時間打ち込み、耐久性と操作性を検証した厳選モデルです。
初心者ならこれ:ヨネックス マッスルパワー
私がテニスを始めた友人にまず貸し出すのがこれです。低価格帯ながら面の安定性が高く、芯を外しても不快な振動が手に伝わりにくい。とにかく「テニスが楽しくなる」エントリーモデルの決定版です。
攻撃重視のバドミントン:ミズノ フォルティウス
「安いラケットはスマッシュが走らない」という偏見を覆してくれました。ヘッドヘビー気味の設計で、軽い力でも鋭い弾きを実感できます。実際に試合で使ってみましたが、振り抜きも良く、中級者のサブ機としても十分通用するレベルです。
オールラウンドな選択:バボラ ピュアドライブ チーム
「ピュアドライブ」の軽量版や旧モデルは、セール時期の目玉になりやすいです。私も予備として1本持っていますが、どんな球に対しても素直に反応してくれる安心感があります。まさに「迷ったらこれ」という王道の一本。
実際に格安ラケットを使い倒して分かった「本音」
よく「安いラケットだと上達が遅れる」と言われますが、私は半分正解で半分間違いだと感じています。
確かに、あまりに重くてバランスの悪いレジャー用ラケットを使い続けると、変な癖がついてしまいます。しかし、今回紹介したようなダンロップ CXシリーズのエントリーモデルなど、信頼できるメーカーの低価格帯を使えば、むしろ「自分の力で飛ばす感覚」が養われます。
私も最初は予算1万円以下でヘッド ラジカルの型落ち品からスタートしました。その浮いたお金で週に1回多く練習に通い、ガットをこまめに張り替えたことの方が、結果として上達を早めてくれたと確信しています。
まとめ:賢く選んで、余った予算でコートに立とう
ラケットはあくまで道具。高価なものを飾っておくより、納得のいく価格で手に入れた相棒をボロボロになるまで使い込む方が、ずっと素晴らしい体験につながります。
もしあなたが今、予算の都合で迷っているなら、迷わずヨネックスやウィルソンの型落ち・エントリーモデルを探してみてください。
一歩踏み出してコートに立てば、そこには価格以上の価値がある「最高の時間」が待っています。


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