テニスコートに立ったとき、真っ先に目に飛び込んでくるのは選手のウェアやラケットの色ですよね。最近、感度の高いプレーヤーの間で密かに、しかし確実に支持を集めているのが「緑色のラケット」です。
かつてラケットといえば赤や青、あるいは硬派なブラックが主流でしたが、今は違います。私自身、長年使い込んだ相棒からウィルソン ブレードの深いグリーンに持ち替えた瞬間、視覚からくる「落ち着き」と、それでいて闘志を内側に秘めるような不思議な感覚に包まれました。今回は、そんな所有欲を刺激するグリーン系ラケットの魅力と、実際に使ってわかったリアルな体験談を余すことなくお伝えします。
なぜ今、緑色のラケットが選ばれるのか?
テニスはメンタルが大きく左右するスポーツです。緑という色は、心理学的に「リラックス」や「集中」を促す効果があると言われています。実際にヨネックス イーゾーンのライムグリーンを手に取ってみると、サーブを打つ直前の静寂の中で、フレームの鮮やかさが不思議と視界をクリアにしてくれるのを感じました。
また、個性を出したいという欲求も見逃せません。定番色から一歩踏み出し、自分だけの勝負カラーを身に纏うことで、練習へのモチベーションが格段に上がります。私と一緒に練習しているメンバーからも「その色、遠くからでもすぐ誰かわかるね」と言われ、少し誇らしい気持ちになったのを覚えています。
実際に打って感じた、緑が映える実力派モデル
圧倒的なパワーと鮮烈な存在感:ヨネックス イーゾーン
このラケットの魅力は、なんといってもその「ライムグリーン」の鮮やかさです。初めてコートで振ったとき、スイングスピードに合わせて緑の軌跡が残るような感覚に陥りました。打球感は非常に柔らかく、オフセンターで捉えてもしっかりと押し返してくれるパワーがあります。
究極のコントロールと質感:ウィルソン ブレード
マットな質感のメタリックグリーンが美しいこの一本は、まさに「大人のギア」です。握った瞬間に手に馴染むしなりがあり、ボレーの際の繊細なタッチが驚くほど正確に伝わります。高級感のある緑色は、使い込むほどに愛着が湧き、傷さえも一つの味に感じさせてくれる不思議な魅力があります。
緑のラケットを120%楽しむためのコーディネート術
ラケットが緑なら、小物やウェアにもこだわりたいところです。
私が実践して最も「映える」と感じたのは、ヨネックス テニスウェアのホワイトをベースに、ソックスやリストバンドに同系色のグリーンを差し色として入れるスタイルです。
また、ガット選びも重要です。ルキシロン 4Gのようなゴールド系のガットを張ると、緑のフレームとのコントラストで非常にゴージャスな印象になります。逆に、ブラックのガットで引き締めれば、より攻撃的でシャープな印象を与えることができます。
使用してわかった、意外なメリットと注意点
「緑は芝の色(オムニコート)に近いから、ボールが見えにくくなるのでは?」という懸念を耳にすることがありますが、実際に数ヶ月使ってみた感想は「全く問題なし」です。むしろ、フレームの内側に配色されたアクセントカラーが視覚的なガイドになり、集中力を高めてくれました。
一点だけ注意が必要なのは、マット加工のモデルなどは汚れが目立ちやすいことです。プレー後にはラケット用クリーナーでさっと拭く習慣をつけることで、その美しい緑色を長く保つことができます。
まとめ:あなたの相棒に「緑」という選択肢を
色でラケットを選ぶことは、決して妥協ではありません。むしろ、自分の感性にフィットする道具を選ぶことは、プレーの質を向上させる最短ルートです。
ヘッド ラジカルの限定グリーンモデルや、定番のプリンス ファントムの深い緑など、選択肢は確実に広がっています。ショップで実際にその「緑」の深さを確認してみてください。一度その魅力に取り憑かれたら、きっともう、普通のラケットには戻れなくなるはずです。


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