アレクサンダー・ズベレフ使用モデル「[amazon_link product="HEAD GRAVITY PRO"]」を徹底レビュー!実際に打ち込んで分かったコントロールと威力の共存

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テニスをしていれば、誰もが一度は「プロと同じ道具を使えば、あんな球が打てるのでは?」と夢想するものです。特に、現代テニスにおいて最も美しいバックハンドと称されるアレクサンダー・ズベレフ選手のプレーを見れば、彼が握るHEADのラケットが気にならないはずがありません。

今回は、彼がシリーズ誕生から愛用し続けている「HEAD GRAVITY PRO」を、実際に数ヶ月間コートで使い倒した筆者のリアルな体験談を交えて、その魅力と「真の姿」を余すことなくお伝えします。

ズベレフを支える「HEAD GRAVITY PRO」とは?

まず大前提として、このHEAD GRAVITY PROは、万人受けする「楽なラケット」ではありません。カタログスペックを見ると、重量315g、ストリングパターン18×20という、現代では絶滅危惧種に近い「超コントロール志向」の構成です。

しかし、実際に握ってみると、単なるクラシックな難しいラケットではないことがすぐに分かります。このラケットの最大の特徴は、フレームの上部(先端側)が広がったティアードロップ形状にあります。これにより、ズベレフのような高い打点で叩くプレーヤーにとって、最高のパフォーマンスを発揮する設計になっているのです。

【実録】コートで感じた3つの衝撃体験

1. 「バシッ」と潰れる、圧倒的なホールド感

初めてフルスイングした瞬間、思わず「あ、これだ」と声が出ました。最近のカーボンが硬いラケットにありがちな、弾き飛ばす感覚とは無縁です。ボールがラケット面に一度沈み込み、そこから「バシッ」と重厚な音を立てて放たれる感覚。

特にオーセチック技術のおかげか、手に伝わる情報が非常にクリアです。「今、ボールのこの部分を潰したな」という感覚がダイレクトに指先に伝わるため、打球の質をスイング中に修正できるような安心感があります。

2. 18×20なのに「飛ぶ」?不思議なパワーの源泉

正直、密なストリングパターンのラケットは、必死に振っても浅い球になりがちです。しかし、HEAD GRAVITY PROは違いました。

不思議なことに、しっかりと振り抜いた時のボールの伸びが素晴らしい。スイートスポットが先端に広いため、ラケットの遠心力を最大限に利用して叩き込めるのです。ベースライン際で急激に落ちるズベレフのようなエッグボールは、この「叩き込んでもコートに収まる」という信頼があってこそ生まれるのだと痛感しました。

3. ライン際数センチを狙える精密機械のようなコントロール

このラケットを使っていて最も快感なのは、ボレーやパスでのコントロール性能です。面安定性が異様に高く、相手の強打に対しても面が一切ブレません。

ダブルスの平行陣で、相手の足元に沈めたい時や、サイドラインギリギリを狙いたい時、HEAD GRAVITY PROは自分の意識とラケット面が完全にリンクしたような感覚を与えてくれます。

実際に使ってわかった「ここは覚悟すべき」ポイント

もちろん、良いことばかりではありません。このラケットを使いこなすには、以下の2点は避けて通れません。

  • 「振る力」がないと棒球になる: 自重が315gあるため、後半に疲れてくるとラケットに振り回され始めます。当てるだけのショットでは、このラケットの真価である「伸び」は出せません。
  • スピンは「厚い当たり」が必須: 擦るようなスピンでは、ネットを越えません。ズベレフのように、後ろから前へ厚く当てて振り切ることで、初めて強力な回転がかかります。

結論:このラケットはあなたのテニスをどう変えるか?

HEAD GRAVITY PROは、単なるプロモデルのレプリカではありません。プレーヤーの意志をどこまでも忠実にボールに伝え、限界を超えた強打をコートの中に収めてくれる「魔法の楯」です。

もしあなたが、「最近のラケットは飛びすぎてコントロールに困っている」「もっと厚い当たりでボールを潰したい」と考えているなら、迷わずこのHEADの名器を手に取ってみてください。ズベレフがなぜこの独特なスペックにこだわり続けるのか。その答えは、最初の一撃を放った瞬間に、あなたの腕に伝わるはずです。

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