せっかく奮発して買ったヨネックス アストロクスやミズノ フォルティウス。練習中に「パキッ」という嫌な音がして、フレームにヒビが入ってしまったときの絶望感といったらありませんよね。「まだ買って1ヶ月なのに…」「ぶつけた記憶はないのに…」と、目の前の現実を受け入れられない方も多いはずです。
でも、諦めるのはまだ早いかもしれません。バドミントンラケットにはメーカー保証が存在します。今回は、私の実体験や周りのプレイヤーの声を交えながら、保証が通る境界線や具体的な申請の流れを徹底解説します。
そもそもバドミントンラケットの保証とは?
一般的に、ヨネックス バドミントンラケットやゴーセン ラケットなどの国内正規品には、購入日から3ヶ月間のメーカー保証がついています。
ただし、注意が必要なのは「折れたら何でも交換してくれる」わけではないということ。保証の対象はあくまで**「製造上の欠陥」**による破損のみです。
保証対象になるケース
- 普通にシャトルを打っていただけなのにフレームが割れた
- グロメット付近が陥没してきた
- シャフトが根元から抜けた、または異音がする
保証対象外(却下)になるケース
- ダブルスでペアのラケットと接触した(接触痕がある)
- 床を叩いた、ネットに引っかけた
- 推奨ポンド数(適正張力)を超えてガットを張っていた
- 夏場の車内など、高温になる場所に放置して変形した
【実体験】保証が通った人と通らなかった人の分かれ道
私の周りの社会人サークルやジュニア選手の保護者から集めた、リアルな体験談を紹介します。
「無償交換」を勝ち取ったAさんの話
Aさんは購入して2ヶ月のヨネックス ナノフレアを使用中、クリアを打った瞬間にフレームの10時方向が破断。「絶対にぶつけていない」という確信があったため、すぐに購入店へ持ち込みました。
メーカー鑑定の結果、フレーム内部のカーボン層にわずかな剥離が見つかり、製造ミスと認定。約3週間後、ピカピカの新品ラケットが届きました。
ポイント: 「ガットを切らずにそのまま持ち込んだ」ことが、接触の有無を証明する鍵となりました。
「判定NG」で泣き寝入りしたBさんの話
Bさんは「ぶつけた記憶はない」と言い張って申請を出しましたが、結果は却下。メーカーからの報告書には「顕微鏡検査により、外部からの衝撃による陥没痕を確認」とハッキリ書かれていました。
自分では気づかないうちに、ラケットバッグの中で他のラケットと当たっていたり、コートの床を軽く擦っていたりしたのが原因だったようです。
ポイント: メーカーの鑑定技術は非常に高く、嘘や誤魔化しはまず通用しません。
失敗しないための保証申請5ステップ
ラケットが折れてしまったら、動揺してガットを切ってはいけません。以下の手順で冷静に対応しましょう。
- ガットを切らずに保管するハサミを入れてしまうと、破損時のフレームの歪み方が分からなくなり、鑑定不能(保証外)になるリスクが高まります。
- 保証書とレシートを探すこれがないと始まりません。正規販売店のスタンプがあるか確認してください。
- 購入店へ相談に行く通販で買った場合は、まずメールで写真を送って指示を仰ぎましょう。バドミントン専門店などのプロショップであれば、その場で「これは通るかも」「これは厳しいかも」とアドバイスをくれることもあります。
- メーカー鑑定に出す(送料自己負担が多い)お店を通じてメーカーへ送ります。判定が出るまでには通常2週間から1ヶ月ほどかかります。
- 結果報告を受ける認められれば新品交換。ダメだった場合は、折れたラケットがそのまま返却されます。
もし保証がダメだった時はどうする?
判定が「却下」だった場合、残念ながら修理はおすすめしません。カーボンを継ぎ足す修理業者もありますが、重量バランスが大きく変わり、バドミントン シャトルを打つ際の打球感が別物になってしまうからです。
悔しいですが、新しい相棒を探しましょう。もし「また折れるのが怖い」という方は、比較的耐久性に定評のあるヨネックス ボルトリックシリーズや、少し厚めのフレームを採用しているモデルを検討してみてください。
ラケットは消耗品と割り切る心も大切ですが、まずは自分の権利である「保証」を正しく理解し、後悔のない対応をしましょう。
「この折れ方はどうかな?」と迷っている方は、まずは信頼できるショップの店員さんに現物を見せてみることから始めてみてください。


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