【初心者必見】ラケットのポンド(テンション)とは?適切な選び方と打球感の違いを徹底解説

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テニスやバドミントンを始めたばかりの頃、誰もが一度は「ガットは何ポンドで張りますか?」という問いに戸惑うものです。実はこの「ポンド(テンション)」、ラケット本体の性能以上に、あなたのショットの質や体の疲れを左右する非常に重要な要素なのです。

今回は、自身の試行錯誤した経験をもとに、ポンドの基本から後悔しない選び方まで、現場のリアルな感覚を交えて解説します。


ラケットの「ポンド」とは?知っておきたい基礎知識

「ポンド(lbs)」とは、ガット(ストリング)をラケットのフレームに張り上げる際の「強さ(張力)」を示す単位です。

数字が大きければ大きいほどガットはピンと硬く張られ、小さければ緩く張られます。一般的にテニスであれば40〜60ポンド、バドミントンなら15〜30ポンド程度が目安となります。

しかし、単なる数字として捉えるのは禁物です。ガットはラケットにとっての「エンジン」であり、その出力特性を決めるのがポンド設定なのです。


【体験談】ポンドの違いで打球感はどう変わる?

私が実際に低テンションから高テンションまで幅広く試した中で感じた、リアルな打球感の違いをお伝えします。

高いポンド(硬く張る)の場合:精密なコントロールと「板」のような衝撃

高いポンドで張ると、スイートスポットが狭くなる代わりに、面が安定します。

  • 感覚: 打ち心地はまさに「板」。ボールを捕らえた瞬間の情報がダイレクトに手に伝わります。
  • メリット: スイングスピードが速い人なら、ボールが飛びすぎず狙った場所へ正確に落とせます。
  • リアルな本音: 正直、体調が悪い日に高テンションで打つと地獄です。芯を外した時の「ビリビリッ」という衝撃が肘や肩に響き、1時間もすれば腕がパンパンになります。

低いポンド(緩く張る)の場合:驚きの飛距離と「トランポリン」の快感

逆にポンドを下げると、ガットの「たわみ」が大きくなります。

  • 感覚: トランポリンのようにボールを吸い込み、一気に弾き出すようなホールド感があります。
  • メリット: 軽い力でボールが深く飛んでくれます。守備範囲が広がり、体への負担も劇的に減りました。
  • リアルな本音: 飛びすぎてバックアウトしやすくなるのが難点ですが、冬場の寒い時期や、楽にテニスを楽しみたい時には最高の味方になります。

失敗しないための「あなたに最適なポンド」の選び方

よく「プロが55ポンドだから自分も」と真似をする人がいますが、これはおすすめしません。プロは強靭な筋力と正確なミート力があるからこそ、その硬さを使いこなせているのです。

1. まずは「推奨テンション」の中央を狙う

ラケットには必ず推奨ポンド数が記載されています。まずはその中央値、あるいは中央より2〜3ポンド低めから始めるのが鉄則です。

2. 自分のプレイスタイルで決める

  • パワーに自信がない、肘を痛めたくない: 低め(40〜48ポンド付近)
  • フルスイングしてもコート内に収めたい: 高め(52〜58ポンド付近)

3. 季節に合わせて微調整する

実はこれ、見落としがちなポイントです。夏場はガットが熱で伸びやすく、冬場は寒さで硬くなります。私は夏にヨネックス ポリツアープロを50ポンドで張るなら、冬は47ポンドまで落として「硬さの体感」を一定に保つようにしています。


まとめ:自分の「黄金比」を見つけよう

ポンド選びに正解はありませんが、一つ言えるのは「見栄を張って硬くしすぎないこと」です。楽にボールが飛ぶ設定にすることで、余計な力が抜け、結果としてフォームが綺麗になり上達が早まるケースを何度も見てきました。

もし今のラケットで「ボールが飛ばない」「腕が疲れる」と感じているなら、次の張り替えでは思い切って3ポンドほど下げてみてください。その一口の「柔らかさ」が、あなたのプレイを劇的に変えるかもしれません。

適切なポンド設定を見つけたら、バボラ ピュアドライブのような定番ラケットでも、まるで自分専用の特注品のような扱いやすさに変わるはずですよ。

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