【実体験】テニスラケットの「ビリビリ」が止まらない?不快な振動の原因と試してわかった解決策5選

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「今のショット、芯を食ったはずなのになんで?」

テニスを続けていると、打球の瞬間に手首から肘にかけて「ビリビリッ」と痺れるような不快な振動が走ることがあります。私もかつて、この正体不明の振動に悩まされ、最終的にはテニス肘の一歩手前まで追い込まれた経験があります。

この「ビリビリ」を放置して無理に打ち続けると、関節を痛めるだけでなく、スイングが縮こまってテニスそのものが楽しくなくなってしまいます。今回は、私が実際に試行錯誤して解決した「ラケットの振動対策」を、実体験に基づいたリアルな視点で解説します。


そもそも、なぜラケットが「ビリビリ」するのか?

私がまず突き止めたのは、振動の原因は一つではないということです。主な要因は以下の3つに集約されます。

  1. ラケットの劣化と特性: 長年使い込んだラケットは、目に見えなくても内部のカーボンが劣化(ヘタリ)し、衝撃吸収能力が落ちます。また、競技者向けの薄くて硬いフレームは、もともと振動がダイレクトに伝わりやすい性質があります。
  2. ストリング(ガット)の選択ミス: 「プロが使っているから」という理由だけで硬いポリエステルガットを張っていませんか? 以前の私はまさにそれでした。筋力に見合わない硬いガットは、衝撃をすべて腕に逃がしてしまいます。
  3. 打点のミス(オフセンターヒット): ラケットの真ん中(スイートスポット)を外してフレームショットに近い当たり方をすると、物理的に大きな振動が発生します。

実録!ビリビリを解消するために私がやった5つのこと

私が実際に試して、効果が高いと感じた順に紹介します。

① 振動止めの導入と見直し

一番手軽で即効性があったのが、振動止めの装着です。最初は小さなボタン型を使っていましたが、気休め程度にしか感じませんでした。そこで、ストリングの広範囲に干渉するバータイプや、特殊なジェルが入ったクエークバスターに変更したところ、不快な高周波の「キーン」という音が消え、マイルドな打球感に変わりました。

② ストリングを「ナイロン」に変更し、テンションを下げる

これが最大の転換点でした。見栄を張って張っていたポリエステルガットをやめ、柔らかいナイロンマルチフィラメントのガットに切り替えました。さらに、張る強さ(テンション)を50ポンドから45ポンドまで落としたところ、ボールが食いつく感覚が戻り、腕への衝撃が劇的に緩和されました。

③ グリップテープの下に工夫を凝らす

意外と盲点なのがグリップです。私は、標準の元グリップ(リプレイスメントグリップ)の上に、さらに薄いアンダーラップを巻き、その上からオーバーグリップを重ねました。この数ミリのクッション層が、手元に伝わる微振動をシャットアウトしてくれました。

④ ラケット自体を「黄金スペック」に買い替える

もし、あなたが10年以上前のモデルや、極端にハードなスペックを使っているなら、最新モデルへの買い替えも検討すべきです。最近のラケットは振動減衰素材の進化が目覚ましく、ヨネックス VCOREバボラ ピュアドライブといった人気モデルは、パワーとマイルドな打球感を高い次元で両立しています。

⑤ フォームの改善:脱・力み

道具ではありませんが、最後は自分の身体です。ビリビリを怖がってグリップを強く握りすぎると、余計に振動が腕に伝わります。インパクトの瞬間だけ力を入れるイメージで、素振り用ラケットを使って「脱力」の練習を繰り返したことで、ミート率が上がり、振動そのものが出にくいスイングを身につけることができました。


まとめ:身体からのサインを見逃さないで

ラケットがビリビリするのは、道具が悲鳴を上げているか、あなたの身体に負担がかかりすぎている証拠です。「これくらい大丈夫」と我慢せず、まずはグリップテープや振動止めといった小さな改善から始めてみてください。

自分にぴったりのセッティングが見つかれば、あの不快な痺れから解放され、心置きなくフルスイングできる喜びを取り戻せるはずです。あなたのテニスライフが、もっと快適で健康的なものになることを願っています。

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