テニスコートで周囲を見渡すと、独特のフライトロゴが描かれたラケットを手に取るプレーヤーが増えていることに気づきます。かつて「玄人好み」と言われたダンロップのラケットですが、現在は初心者からツアープロまでを虜にする魔法のようなラインナップが揃っています。
私自身、長年さまざまなメーカーのラケットを渡り歩いてきましたが、最終的に辿り着いたのがダンロップでした。その最大の理由は「手に伝わる情報の正確さ」です。この記事では、実際にコートで数千球を打ち込んだ実体験をもとに、各シリーズの真実の打球感をお伝えします。
ダンロップが誇る4つの個性を解剖する
ダンロップのラケット選びは、まず「自分がどんなボールを打ちたいか」という直感から始まります。
精密機械のようなコントロール:CXシリーズ
「自分の意志がそのままボールに伝わる」――これがダンロップ CX200を初めて振った時の率直な感想です。ボックス形状特有のしなりがあり、インパクトの瞬間にボールを一瞬「グッ」と掴む感覚があります。
昨今の飛びすぎるラケットに不安を感じているなら、迷わずこのシリーズを試すべきです。フルスイングしてもバックアウトせず、コートの隅を射抜く快感は、一度味わうと病みつきになります。ただし、芯を外すとそれなりに厳しい反応が返ってくるため、自分の技術と向き合いたいストイックなプレーヤーに向いています。
弾道を支配する超回転:SXシリーズ
スピン系ラケットは数あれど、ダンロップ SX300のスピンは一味違います。ただ上に擦り上げるのではなく、厚く当てたエネルギーがそのまま凄まじい順回転に変換されるイメージです。
実際にゲームで使用してみると、相手が「えっ、それ入るの?」と驚くような急降下するショットが連発しました。ネットの高いところを通しても確実にコートへ収まる安心感があるため、守備から一気に攻撃に転じる際、これほど心強い相棒はいません。
圧倒的なスピードと爽快感:FXシリーズ
「楽に、速いボールを打ちたい」という願いを具現化したのがダンロップ FX500です。手に伝わる振動が驚くほど少なく、まるで自分のパワーが倍増したかのような錯覚を覚えます。
特にボレーでの安定感は特筆ものです。相手の強打に対しても、面をセットするだけで「パチーン!」と鋭いボールが返っていきます。試合の後半、体力が削られてきた場面でもラケットが仕事をしてくれるため、ダブルスをメインに戦う方には最強の武器になるでしょう。
魔法の操作性と優しさ:LXシリーズ
テニスを長く、楽しく続けたい方に私が心からおすすめするのがダンロップ LX1000です。超軽量でありながら、打球時の不快な衝撃がほとんどありません。
「肘や手首に不安があるけれど、テニスは諦めたくない」という知人に勧めたところ、翌週には「魔法みたいに飛ぶし、どこも痛くない!」と満面の笑みで報告を受けました。スイートスポットが広く、少々打点が遅れてもラケットが優しくフォローしてくれます。
実際に使い込んで分かった、後悔しない選び方
スペック表の数字だけでは見えない「相性」の話をしましょう。
よく「黄金スペック(300g/100平方インチ)」を選べば間違いないと言われますが、ダンロップの場合はその先にある「打感の好み」を優先してください。
- **「吸い付くような柔らかさ」**を求めるならダンロップ CX400 TOUR
- **「弾き飛ばす爽快感」**を求めるならダンロップ FX500 LS
また、ガット(ストリング)との組み合わせも重要です。CXシリーズに柔らかいナイロンガットを張ると、まるで手の一部のような一体感が生まれます。逆にSXシリーズには少し硬めのポリエステルを張ることで、スピン性能が極限まで引き出されます。
まとめ:あなたのテニスを一段階上へ導く1本
ダンロップのラケットは、単なる道具ではありません。プレーヤーの長所を引き出し、短所を補ってくれる信頼できるパートナーです。
私がダンロップ テニスラケットに変えてから一番変わったのは、ミスショットをした時に「なぜミスをしたか」が手に取るように分かるようになったことです。ラケットが嘘をつかないからこそ、上達のスピードも早まります。
もし、今のラケットに「どこか違和感」を感じているのなら、ぜひ一度ダンロップの門を叩いてみてください。コートに立った瞬間、新しい自分の可能性にワクワクすること間違いありません。


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