テニスコートで「あの独特な風切り音」を耳にしたことはありませんか?それこそが、多くのプレーヤーを虜にして離さないプリンス テニスラケットのアイデンティティです。
他メーカーが「剛性」や「反発」を競い合う中で、プリンスは一貫して「プレーヤーの感覚」に寄り添ったテクノロジーを追求してきました。かつての名機「グラファイト」に熱狂したベテランから、現代のスピードテニスを制したい若手まで、なぜこれほどまでに幅広い層に愛されるのか。今回は、私自身の試打経験と、多くのテニス仲間の生の声をもとに、その深い魅力を解き明かします。
唯一無二のテクノロジーがもたらす「快感」
プリンスのラケットを語る上で、避けて通れないのが「O3(オースリー)」テクノロジーです。フレームに空いた大きなグロメットホールは、単なるデザインではありません。実際に振ってみると、スイングスピードが一段階上がったような「シュッ」という風切り音とともに、驚くほどスムーズにヘッドが走り抜けます。
また、最新モデルに搭載されている「ATS(アンチトルクシステム)」と「テキストリーム×トワロン」の組み合わせは、打球時の嫌な微振動を魔法のように消し去ってくれます。ハードヒットした瞬間に手に伝わるのは、雑味のない「ボールを潰している感触」だけ。この澄んだ打球感こそが、プリンスを選ぶ最大の理由と言っても過言ではありません。
シリーズ別・リアルな使用感レポート
1. PHANTOM(ファントム):究極のしなりとコントロール
プリンス ファントムを手に取って驚くのは、そのフレームの薄さです。現代の厚ラケに慣れた人には最初不安かもしれませんが、一球打てばその評価は一変します。
- ユーザーの体験: 「自分の意思が糸を伝わってボールに届くような感覚。特にスライスを打った時の、地面を這うような伸びは病みつきになります。パワーは必要ですが、使いこなせればこれ以上の武器はありません。」
2. BEAST(ビースト):圧倒的なパワーと安心感
「黄金スペック」をプリンス流に解釈したのがプリンス ビーストです。とにかく楽に、それでいて攻撃的に打ちたい人にはこれ一択でしょう。
- ユーザーの体験: 「ボレーの安定感が凄まじい。相手の強いショットに面を合わせるだけで、狙ったコースに深く返ってくれます。O3モデルを選ぶと、スイートスポットを多少外しても手に衝撃が来ないので、長時間の試合でも疲れにくいですね。」
3. TOUR(ツアー):攻守のバランスを極めた秀才
プロの使用率も高いプリンス ツアーは、まさにオールラウンダーのためのラケットです。
- ユーザーの体験: 「適度なしなりがあるのに、打ち負けない強さがある。スピンもしっかりかかるので、攻守の切り替えがスムーズに行えます。いい意味で『癖がないのに、プリンスらしいホールド感がある』優等生な一本です。」
4. EMBLEM(エンブレム):魔法のような飛び
ダブルス愛好家やシニア層から絶大な支持を得ているのがプリンス エンブレムです。
- ユーザーの体験: 「とにかく軽い!なのに、当てれば勝手にボールが飛んでいきます。リーチの短いデカラケの恩恵で、今まで諦めていた球が返るようになりました。テニスがもっと楽しくなるラケットです。」
後悔しない選び方のポイント
プリンスのラケット選びで最も重要なのは、「O3(穴あき)」にするか「従来型(穴なし)」にするかという選択です。
- O3がおすすめの人: 振り抜きを重視し、ボレーのタッチやマイルドな打球感を求める方。
- 従来型がおすすめの人: 伝統的な「パシッ」という打球音と、ダイレクトなフィードバックを重視する方。
同じモデルでもこの二つで全く別の性格を見せます。できれば両方を試打し、自分の五感がどちらに「心地よい」と反応するかを確認してください。
まとめ
プリンスのラケットは、単なる道具ではなく、プレーヤーの感性を拡張してくれるパートナーです。最新のプリンス テニスラケットを手に取れば、今まで届かなかったボール、打てなかったコース、そして何より「テニスを打つ喜び」そのものが進化することに気づくはずです。
あなたのプレースタイルに、最高の「打球感」を添えてみませんか?


コメント