「卓球を始めるならペンとシェイク、どっちがいいの?」
これは全卓球プレイヤーが一度は通る道であり、同時に永遠のテーマでもあります。最近ではシェイクハンドが主流ですが、ペンホルダー特有のキレのあるプレーに憧れる人も少なくありません。
今回は、実際に両方のグリップを数年単位で使い込んできた筆者の体験談を交え、それぞれの本当のメリット・デメリットを忖度なしでお伝えします。
結論:迷っているなら「シェイク」が無難。でも「ペン」にはロマンがある
まず身もふたもない話をすると、現代卓球において勝ちやすいのは圧倒的にシェイクハンドです。バックハンドの攻撃力が格段に高く、守備範囲も広いため、初心者から上級者まで隙のないプレーが可能です。
しかし、ペンホルダーには「フォアハンドの爆発力」と「台上操作の繊細さ」という、シェイクには真似できない唯一無二の魅力があります。
シェイクハンドを3年使って分かった「安定感」の正体
僕が卓球を始めた時、最初に手にしたのはティモボル CAFでした。シェイクハンドの最大の利点は、何と言っても「バックハンドが自然に振れること」です。
実際に感じたメリット
- バックハンドの習得が早い: ペンだと指の使い方が難しいバック面も、シェイクなら面を向けるだけで安定したブロックやドライブが打てます。
- 守備範囲の広さ: 遠くのボールに対しても、手首を伸ばすだけで届く感覚があります。
- ラバーの選択肢が無限: テナジー05のような高性能ラバーを両面に貼るのが当たり前の時代、シェイクはそのパワーを最大限に引き出せます。
体験したデメリット
- ミドル(懐)が弱い: 体の正面に来たボールに対し、フォアかバックか迷う一瞬の隙ができやすいのが弱点だと感じました。
ペンホルダーに転向して見えた「職人」の世界
その後、プレースタイルに悩み吉田海偉のような力強いペンドライブに憧れて転向しました。ペンホルダー、特に日本式ペンや中国式ペンは、まさに自分の手の一部になるような感覚です。
実際に感じたメリット
- サーブのキレが別次元: 手首の可動域が広いため、シェイク時代よりも格段に回転がかかるようになりました。
- 台上プレーの楽しさ: ストップやツッツキなど、ネット際の繊細なボールタッチはペンの方が圧倒的にコントロールしやすいです。
- フォアハンドの威力: 「ここぞ!」という時のフォアスマッシュの爽快感は、ペンホルダーだけの特権です。
体験した苦労(リアルな声)
とにかくバックハンドがキツいです。裏面打法(RPB)を習得するためにインナーフォース レイヤー ALC.Sの中国式を導入しましたが、指の筋肉痛と関節の痛みに数ヶ月悩まされました。中途半端な覚悟だと、バック側を狙われ続けて心が折れます。
失敗しないラケット選びのポイント
もしあなたが今、どちらにするか決めかねているなら、以下の基準で選んでみてください。
- 効率よく上達して試合に勝ちたい: 迷わずシェイクハンドを選びましょう。現代の主流であり、教えられるコーチも多いです。
- 人とは違う個性を出したい・サーブで圧倒したい: ペンホルダーに挑戦する価値があります。ただし、練習量はシェイクの1.5倍必要だと思ってください。
- 手が小さい・握力に自信がない: シェイクハンドの方がラケットを落としにくく、安定して振ることができます。
最後に:道具は「ワクワク」で選んでいい
SEOや勝率の話を散々しましたが、一番大切なのは「そのラケットを持って卓球台の前に立った時、ワクワクするかどうか」です。
張継科 ALCを握って世界のトップ選手のような両ハンドドライブを夢見るのも、特殊素材入りペンホルダーラケットでトリッキーなプレーを目指すのも、あなたの自由です。
一度決めたら、まずは半年間。そのグリップと心中するつもりで使い込んでみてください。その先に、あなただけのプレースタイルが見つかるはずです。
こちらの記事の内容を元に、さらに具体的な戦術やラバーの組み合わせについても提案可能ですが、いかがでしょうか。


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