テニスやバドミントンをプレーしていて、ショットの精度が落ちたと感じたことはありませんか?実はそれ、ラケットの性能ではなく「グリップの劣化」が原因かもしれません。
多くのプレーヤーに愛用されているヨネックスのグリップですが、種類が多すぎて「どれが自分に合うのかわからない」と迷う方も多いはず。今回は、私が実際にコートで使い倒してきた経験をもとに、各モデルの生きた使用感を忖度なしでお伝えします。
ヨネックスの主要3タイプ、握り心地のリアルな違い
カタログスペックだけでは分からない、握った瞬間の「指先の感覚」を言語化してみました。
- ウェット系: 手に吸い付くようなしっとり感。手のひらとラケットが一体化するような安心感があり、軽い力でラケットを保持できます。
- ドライ系: サラッとした和紙のような質感。汗をかいた瞬間に真価を発揮し、ヌルつきを抑えてくれます。夏場の必需品です。
- 凸凹・メッシュ系: 指の引っかかりが非常に強く、握力が落ちてきたセット終盤でもラケットが暴れません。
目的別!ヨネックスのおすすめグリップ活用術
1. 迷ったらこれ!不動のロングセラー
世界中のプロからアマチュアまで、最も選ばれているのがウェットスーパーグリップです。
私が初めてこれに巻き替えた時、あまりのフィット感に「もっと早く替えればよかった」と後悔したほどです。1週間毎日ハードに練習しても、しっとりとした粘着性が持続するタフさも魅力。迷っているなら、まずはこの1本から始めるのが正解です。
2. 汗っかき&夏場の救世主
気温30度を超える屋外コートで、手が滑ってラケットを飛ばしそうになった経験はありませんか?そんな時に頼りになるのがドライスーパーグリップ。
最初はカサカサした印象を受けますが、不思議なことに汗を吸うほどグリップ力が増していきます。「ウェットだと夏場はヌルヌルして気持ち悪い」と感じる方に、ぜひ試してほしい一枚です。
3. 強力なホールド感を求めるなら
「もっと指の掛かりを強くしたい」という願いを叶えてくれるのがウェットスーパーストロンググリップ。
通常のウェットタイプよりも厚みがあり、表面のエンボス加工が指の節々に食い込みます。強打を連発するストローカーの方でも、インパクトの瞬間にラケットが面ブレしない強固なホールド感が得られます。
4. 握りやすさを追求した特殊形状
バックハンドの時に親指の置き場に困る方にはツインウェーブグリップがおすすめ。
裏面のゴム素材が作る独特の山なり構造が、指のガイドになってくれます。実際に握ってみると、意識しなくても自然とグリップの角を捉えられるようになり、ボレーの反応速度が上がったように感じました。
失敗しないための選び方とメンテナンスのコツ
グリップ選びで意外と見落としがちなのが「厚み」です。
標準的なAC103などは0.6mmですが、より繊細な打球感を手元に伝えたいなら0.5mmの極薄タイプを、逆に手のひらのマメを防ぎたいなら0.7mm以上の厚手を選ぶのが私のこだわりです。
また、どんなに良いグリップでも、表面のテカリやボロボロと削れが出てきたら寿命です。劣化したグリップで練習し続けると、無駄な握力を使ってしまい、肘や手首を痛める原因にもなります。
最高のパフォーマンスは「握り」から
ヨネックスのグリップは、単なる消耗品ではなく、あなたの技術を最大限に引き出すための「精密なギア」です。
「いつもと同じ」ウェットタイプも良いですが、季節や自分の体調、あるいは上達したいショットに合わせてグリップを変えてみると、新しい発見があるはずです。まずはウェットスーパーグリップを基準にして、そこから自分好みの「極上の一枚」を探し出してみてください。


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